そんなネタを集めた食べ歩き短編集の第5弾をお届けいたします。
ココイチの魯肉スパイスカレー
2024年3月1日から提供が始まった「魯肉(るーろー)スパイスカレー」。
※2024年5月20日時点で提供中。
盛り付けが変わっていて、皿の真ん中に細長いナッツのような形でごはんを盛りつけ、その両サイドにカレー。あいがけカレーだとしばしば見かける盛りつけ方です。そして、ごはんの上にはタケノコ・豚肉・高菜の漬物が乗っています。
立ち上がる香りからは、辛さや五香粉、八角が入り混じったニュアンスが。カレーはさらさらで、クミン強めの味付け。後口には五香粉に使われているシナモンが感じられ、余韻には酸味も。とても柔らかい豚肉に細切りタケノコ、味濃い目のしいたけ。
悪くはないんですが、ノーマルのカレー(ポークカレー)のほうが好きかな。
ココイチって、時々いい限定カレーに出会えるので、今後も楽しみにしたいと思います。
来頼亭のチャーシューメン小
広島市内に現存するラーメン店で最古とされている『来頼亭』。ここの中華そばは、元ダレ薄めのスープ・柔らかい麺・錦糸卵と分かりやすい特徴があります。今回の注文はチャーシューメンの小800円。丼の表面を大ぶりなチャーシューが隠し、めくると錦糸卵やもやしを確認。
スープは薄味というけど、ゼラチン感じる豚骨出汁はしっかり出ていて、香りも良し。元ダレは以前より強くなったような気がする。でも、ひと口目の薄さは変わらず。食べ終わる頃にちょうどいい濃度に感じるのが面白い。ということは、大枠では変わりなしか。そういえば、麺も少し硬めになったような気がする。薄いけど大きなチャーシューは食べ応えあり。
「新華園」や「陽気」もそうなんだけど、『来頼亭』も気の強い女性が仕切ってる。
そうじゃなきゃ、やってられないっていうのもあるんだろうけど、老舗の麺料理店の共通項を見つけたみたいで、なんだか面白い。
満得のBセット
旨い豚骨ラーメンを食べたいときに、真っ先に思い浮かぶお店が舟入にある『満得』。かなり前は「接客態度がー」とか言われていたけど、最近では何の問題もなく、むしろ人当たりは穏やかになっていると感じる。ここのラーメンは、ミルキーで旨味しっかりの白濁豚骨スープに黒いマー油とフライドガーリックでパンチをプラス。ロールチャーシューも自家製麺も旨く、死角なし。
Bセットは、ラーメンと唐揚げで850円。ここの唐揚げ食べたことなかったので頼んでみたけど、案外普通だった。唐揚げは小さめが5つ。醤油とニンニクがしっかりと染みて、カリっと揚がっていた。下にタレのかかったキャベツが敷かれていてる。
この店は、白ごはんとのセットが一番好きかな。
※店内撮影禁止につき。
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