普段の土日は出勤で事務所待機なんですけど、この日はたまたま外で食べることができまして。
長年の宿題店、喜び勇んで行ってまいりました。
お店があるのは西区都町。
人気焼き肉店「満福」と同じブロックにあって、自宅の一角を改装して作ったという風情です。
客席は、テーブル席が2つと鉄板前に丸椅子が5つ。
男女4名が切り盛りしていて、高齢の2人がお好み焼きを焼き、他の2名は各種サポート。
メニューは壁に掲示。
そば(うどん)肉玉700円・野菜肉玉600円。
追加系は、麺・肉・野菜のダブルが100円で卵ダブルが50円。
ハーフサイズやトリプルにも対応可能とのこと。
ねぎやイカ天などのトッピング系はありませんでした。
注文したのは、肉玉そば・野菜ダブル800円。
生地は、他と比べると明らかに大きく、この時点でボリュームに対する期待感が膨らみます。
多めに魚粉をかけたら、ほぐしたそばを先乗せ。
そばにソースをかけて、ダブルという名にふさわしい量のキャベツが乗せられました。
ダブルとは名ばかりのお店もありますが、ここはしっかりと量があるんだな。
さらに、このお店のウリである「しょぶり肉」が豚バラの代わりに乗せられます。
※しょぶり肉=牛のあばら骨についた肉。
ひっくり返して火が通ったら、卵を鉄板に割り、黄身は崩さずそのままお好み焼きを乗せます。
卵が固まる前にひっくり返して、ソースで仕上げ。
生地の大きさ通りに、大き目のお好み焼き。
中心部に張り付いた卵、焼き目の付いたそば。
そばは、しょぶり肉の脂でカリッと焼けていて、とても小気味良い食感。
ヘラで切り分けやすく、崩れにくいのも良いですね。
しょぶり肉は小さいけれど食感が良く、脂がコクとなり、食べ応えと満足度を押し上げています。
半熟の黄身もいい。
さらに、大きな特徴のひとつがソース。
一口食べて、あれっ?と思ったんです。
この酸味は・・・
そう、センナリソースではありませんか!
安佐北区久地に本社工場がある会社で、お酢の酸味が強いのが特徴。
他のソースよりもお値段が高いからでしょうか、使っているお店は少ないはず。
しょぶり肉のお好み焼きは2・3度食べたことがありますが、それと比べると頭一つ抜きんでた旨さ。
肉自体の旨さもだけど、脂が旨いんです。
これは、2024年で一番のお好み焼きだな。
持ち帰りの注文電話がひっきりなしに鳴り、イートイン希望のお客も来店。
僕はたまたま鉄板前に座れたのかも。
お好み焼き好きを公言している方には、ぜひ味わってほしい一枚です。
ごちそうさまでした!!!!
(2024.9)
※食べる用のヘラ、研いでる?
■お店のデータ
新長
広島市西区都町32-11
07037830503
10:00~14:00
定休日:月~金
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