然然／藁火を起こして目の前で炙る！これがオープンキッチンの醍醐味だ（和食・中区本通）

色々な方から良いよと聞いていた本通の『然然（ささ）』。

長らく「ダイコクドラッグ」が入っていたスペースに2020年6月にオープンした人気の和食店です。

建物の入口までの長いアプローチ。

以前のお店は商品を陳列していましたが、『然然』は客席あるいはウェイティングスペースとして使っている様子。

建物内は、きらびやかな雰囲気。

オープンキッチンとそれに沿うようにカウンター席、少し離れてテーブル席を用意。

２名まではカウンター、それ以上はテーブル。

８名とかになると2階席に案内されるんじゃないかな。

ランチメニューは、メインと小鉢が選べる然然ランチセットとおすすめランチの2カテゴリー。

選べるほうが楽しそうだなと思い、然然ランチセットのメニューを熟読。

ここから選んだのは、藁炙り刺3種1,800円。

小鉢は、茄子そぼろ餡かけを。

注文して少し経った頃、藁が入った一斗缶が登場。

藁が燃え盛る火で、金串に刺した柵を炙り始めました。

おぉ、これは盛り上がるな～

炙り終わってから、さほど間をあけることなく、ランチセットの登場です。

藁炙り刺とその薬味皿。

小鉢が2種、白ごはん、味噌汁、漬物という内容。

藁炙り刺は、サーモン・はまち（多分）・カツオの3種で、その分厚さに目が惹かれます。

いずれの炙り刺も旨味は軽やか。

しかし、藁炙りの香りをまとうことで、旨さがランクアップ。

薬味（塩・わさび・ニンニク・ネギ・もみじおろし）を使ったり、添えられたポン酢で食べたり。

幾通りの楽しみ方ができるのも良いですね。

小鉢に選んだ茄子のそぼろ餡かけは、品の良い茄子の揚げびたしと穏やかな旨味のそぼろ餡という組み合わせ。

もう一つの小鉢は、油揚げ・白菜・シメジなどの煮物。

どちらも品よく美味しい小鉢でした。

調理過程の見せ方、藁炙りの香りを加えた炙り刺。

いずれも上手だなという印象で、人気があることに納得です。

肉料理や夜の料理にも興味がありますので、機会を作って立ち寄ってみようと思います。

ごちそうさまでした！！！

（2023.11）

■お店のデータ
然然
広島市中区本通６－１４

０８２２５８３４８８
１１：４０～１６：００
１７：００～２２：３０
定休日：なし

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