『亜鶏』は、広島電鉄「天満町」電停前にあるお店。
海南チキンライスに特化していて、勇気あるなぁと思っていたんです。
だって、海南チキンライスを求める人がどれだけいるのかと。
ちなみに、海南チキンライスは自分でも作ったことがあるんです。
ざっくり書くと、鶏もも肉を茹でて、茹で汁でご飯を炊く料理。
このままでは薄味なので、タレをかけて食べるんですが、この時は醤油とナンプラーの2種類作りました。
※以前作ってみた海南チキンライス。旨そうでしょ(笑
初めてにしては結構上手にできたと思うんですけど、外で食べるかと言われると、どうでしょうか(笑
そんな僕がこの店に入ろうと思ったのは、通勤途中に見つけた看板にラーメンの文字があったからから。
中に入ると案外広いお店でして、手前半分が客席、奥半分が調理スペースなど。
客席は、2人用のテーブルと向かい合って座るカウンター席の2種類。
お昼の切り盛りはふたりの男性にて。
メニューは、海南チキンライス・軟骨ソーキライス・亜鶏ラーメン・海南&ラーメンのセット・ソーキ&ラーメンのセットの5種類。
折角来たんだから、海南&ラーメンいっておきましょうか。
注文から程なく、海南チキンライスが登場。
※セットの場合は8割盛り。
丸く盛り付けたご飯の上に、薄くスライスした鶏胸肉。
手前は塩ダレ、奥は甘辛ダレとのこと。
フリルレタスとたくわんっぽい漬物、唐辛子の酢漬けがちょこんと。
酸味のある塩ダレは、ちょっと味が強いけど胸肉との相性はいいと思います。
甘辛ダレはピリ辛仕立てで、甘さが目立つ組み立て。
どちらが好きかと言われると、塩ダレかなぁ。
ご飯は粒が立っていて、口の中でパラリと解けます。
このご飯、結構好き。
お米は一般的な粒の形。
本場では長粒米で作りますが、フル盛りの単品で600円の料理なんですから、そこは突っ込まなくてもいいでしょう。
さて、亜鶏ラーメンが出てきました。
軟骨ソーキの煮汁がベースというスープ。
そう言われてみると、甘辛い香りと生姜の香りがソーキを想起させてくれます。
スープの表面にはキレイに油が散っていて、これはなかなか旨そうなビジュアル。
微細な脂は軟骨ソーキから分離したものだろうか。
単品600円なのにロールチャーシュー4枚とは気前がいい。
香りとは裏腹に、甘辛さは後口に感じる程度。
生姜が嫌味なく効いていて、旨味はしっかりと。
麺は黄色い四角麺。
やや固めでの提供。
このラーメン結構好きだなぁ。
旨いと思います。
海南+ラーメンの組み合わせは、どちらも味がしっかりとしていて逃げ場がないのが難点。
海南のたれを穏やか系にするか、いっそのこと白ごはんとのセットにするか。
接客に出て来る男性は人懐っこい感じで、人と話すのが好きなタイプなのかな。
料理の特徴を手短に教えてくれたり、ラーメンを出すようになって客が増えたとも教えてくれました。
※僕もその一人だ(笑
次回は軟骨ソーキライスを食べてみたいと思います。
ごちそうさまでした!!!
(2021.11)
■お店のデータ
亜鶏
0829092198
11:30~13:15
※土日は~13:45
定休日:不定休
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