そいや、LECTに山城屋できたよねと思い出し、立ち寄ってみました。
冷蔵室の中には、ワインのほか、呉のお酒が中心に揃っていて、常温コーナーにも日本酒は数種類展示されています。
今回ご紹介する美田(びでん)は常温コーナーで見つけたもの。
鳳凰美田?と思ってを手延ばしてみると、三井の寿が醸した「美田」というお酒なんですね。
三井の寿というとポルチーニやてんとう虫、四葉のクローバーなどのシリーズが思い浮かびますが、漢字のラベルもあるんだなぁと。
常温にて開栓すると、香りからは、まったり感とほのかな山廃の香りが感じられます。
口の中がさっぱりとする酸味はしっかり、山廃のすすけたニュアンスは軽く。
僅かながらの甘辛さと後口のほろ苦さがいいですね。
まったりとした熟成感もとても良いと思います。
あわせたのは、ソーミンチャンプルー。
※ごった返したような盛り付けですみません(苦笑
具材は豚キムチ。
この手の酸味には油が少々強い料理が合うかなと思いまして。
ソーミンチャンプルーは、素麺がくっつかないように仕上げることがポイント。
僕のやり方は、素麺を1分茹でたら軽く水洗い。
ひやおろしの季節なら、氷水ではなく水道水で十分だと思います。
水を切ったら素麺に油をかけておきましょう。
先に炒めておいた具材と併せて、素麺が温まったら完成です。
ここで、素麺に熱を加えすぎるとくっつきの原因になってしまいますので、ご注意ください。
ちなみに、豚キムチの味付けは強めのほうが素麺との相性は良いと思います。
■本酒のデータ
醸造元:みいの寿(福岡県三井郡)
精米歩合70%
アルコール度数16度
使用米山田錦
評価:★★★
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