吉島刑務所の東隣にある酒屋です。
僕がまだ大学生の頃、ワインが好きだと言う友人に連れられて一度だけ訪れたことがあります。その時、彼が買ったワインは確か「ロゼダンジュ」でした。
あれから時は流れて、16年後。まさか再びこの酒屋を訪れることがあろうとは思いもよりませんでした。
きっかけは「善吉」のマスターと「酒の巣」の親父さんからこのお店の名前を聞いた事。「善吉」のマスターからは、時々この酒屋で日本酒を仕入れると聞き、「酒の巣」の親父さんからは日本酒の保存状態が良いと聞きました。
ある休みの昼下がり。クーラーボックスに氷を詰めて訪れてみました。
※家に持ち帰るまでの間に暑い車内で品質が劣化するのは本望ではありませんのでクーラーボックスを持っていきました。
入口をくぐると、まずは焼酎コーナーが目に飛び込んできて、レジの奥にワインコーナーの入口と思われる扉と「酒蔵」と書かれた扉がありました。ご店主と思われる男性の前を軽く会釈しながら通過し、「酒蔵」と書かれた扉を開けて日本酒コーナーに。
お~、涼しい。
室内は冷房で温度管理されていて、おそらく15度ぐらいに保たれていると感じます。扱ってらっしゃる銘柄は広島の蔵が半分、県外の蔵が半分といった感じ。
広島のお酒は富久長、雨後の月、天寶一、竹鶴、美和桜、西条鶴、賀茂鶴、端冠、白鴻、華鳩、本洲一など。富久長と天寶一のラインナップが比較的充実しています。
この日、買おうと思っていたお酒のテーマは「県外の蔵」で「初挑戦」のお酒。県外のお酒は記憶しているだけでも、雁木、東洋美人、新政、〆張鶴、無手無冠、八海山、天狗舞、国士無双、出羽桜、獺祭、西の関、雪中梅、清泉、男山、御前酒、飛良泉、三井の寿、女泣かせ、土佐鶴、酔鯨、神亀(ひこ孫も)など。
新政の6号酵母が良いなと思いましたが、飲んだことが無い上に一升瓶しかありませんでした。さすがに冒険しすぎかなと。散々悩みましたが、購入したのは大分県萱島酒造の「西の関」手作り純米4号瓶1,197円。購入の決め手はアミノ酸度が比較的高かったこと。雑味は増えますが芳醇なお酒を期待してのことです。
購入した日の晩に、早速、鰹のたたきと共に晩酌でいただきました。
僕の苦手な部類のお酒でしたよ(苦笑)。米ぬかっぽい匂いがちょっと。。。ぐい飲みで2杯飲みましたが、変化することを期待して冷蔵庫で寝かせる事にしました。
ま、こんな事もあります(苦笑)。
「酒の巣」の親父さんからはもう一軒酒屋を紹介されましたので、お盆空けにでも行ってみようかと思っています。
※「無手無冠(むてむか)」と広島で出会えるとは思いませんでした。高知県の四万十川中流にある蔵のお酒で、僕は昨年高知に行った際に蔵元で直接購入したお酒です。端麗辛口だったかな?あ、ダバダ火振(栗焼酎)の酒蔵と言えば分かる方がいるかも。
※酒の巣の親父さんによると、リカーランド木村は広島で初めて神亀を取り扱った(取り扱わせた)酒屋なんですって。
お店のデータ
リカーランド木村
広島市中区羽衣町13-12
0822416703
営業時間・定休日は未確認
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コメント
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自分もよくいくマスターの仕入れ先がそこみたいで
話には聞くんですが場所的にあまり通らないところで行っておりません。
なんか久しぶりに高知のお酒飲みたいなぁ。
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確かにここは狙って行かないと通りませんよねぇ。ちなみに木村さんにあるお酒で「清泉」と言うのがあるんですが、なかなか旨いですよ。少し甘めですがバランスの良いタイプですかね。善吉で飲みました。