福岡県の住吉酒販・とどろき酒店・うらの酒店に行って来た

ここ数日間アップしてまいりました福岡遠征の様子。あちらこちらに立ち寄る間に、福岡で有名な酒販店を３店ほど訪問してきました。



まずは初日のホテルチェックイン前に訪れた住吉酒販。

場所はキャナルシティの少し南側。住吉神社のはす向かいにて営業されています。





お店は３階建てで、１フロアの面積は狭め。都心の一等地ゆえの宿命なんでしょうね。

１階には焼酎（海外のビールもあったかな？）、２階は日本酒（飲み会が出来そうなテーブルもあった）、３階もあるようでしたが未確認。

日本酒の揃いは多すぎて一つ一つは覚えておりませんが、ラインナップは広島でいうと「大和屋酒舗」の雰囲気でしょうか。







こちらではホテルで飲む（かもしれない）用に、「つまみが無くても飲める九州酒＆飲んだ事がない蔵を」とリクエストしましたら、山の壽をお勧めいただきました。



詳しい味は別の記事に譲りますが、一杯目は香り・味共に濃く「妖艶」という形容はまんざらでもありません。二杯目以降は、香りと旨味が穏やかになり僕の好みの味わいとなりました。



二日目の朝食後に訪れたのは「とどろき酒店」。

所在地の福岡市博多区三筑は福岡市の中でも南にあって、春日市・大野城市・太宰府市との境に近い場所です。

「鮮魚市場」からは車で１５分ほどだったでしょうか。



店内は昼間でも薄暗く、お酒の劣化を防ぐために照明を点けていないのかなと感じました。



入ってすぐの棚には焼酎があり、少し奥に行くと日本酒専用冷蔵庫と日本酒専用ルームが。

専用冷蔵庫で目立ったのは、王禄と東洋美人です。王禄のラインナップは流石の一言。東洋美人も番地シリーズがズラリでした。

専用ルームには僕も初めて見る日本酒が多数あります。酒商山田的なワクワク感が感じられたお店でした。





※ポルチーニラベルなんて面白いなぁ。ポルチーニと合うお酒なんでしょうか？



さて、ここでの目当ては栃木県の「仙禽」。



今までに３回ほど飲んだ事があるんですが、独特の甘酸っぱさが僕の心を鷲づかみにしています（笑）。

広島では扱っている酒販店がありませんので、ここで購入。通販で入手すれば早いんでしょうが、どうもそういうのは苦手でして。。。

詳しい味は別の記事に譲りますが、期待した甘酸っぱいフレーバーではなく、キレの良いジューシー系の味わいでした。これはこれで旨い！



三軒目は、昼食の後に訪れたうらの酒店。「金田家」から１０分と掛からないリバーサイドで営業されています。





こちらの特徴は、何と言ってもお店の人。

若い店長は、知識が豊富でユーモアに溢れた方。杜氏のキャラクターをユニークに語られていたのが印象に残りました。

このように、お酒そのものではなく造り手を語ることで、そのお酒に愛着がわいてくるような気がしましたが、いかがでしょうか。



もう一人は、店長のお父さん（社長？）でしょうか。

ご自身の楽しい気持ちが伝わってくるような笑顔で、イベントへの参加や美しい滝が見られる場所を勧めて下さり、３店の中では最も人を感じるお店でした。



噂に聞いていた山本合名会社＠青森の青い酒「ブルーハワイ」や友人から勧められていたパンダラベル＠佐賀県矢野酒造などの面白い日本酒にも出会えました。

そいや、笑四季もあったなぁ。



こちらでは燗にして米感が出るお酒をというリクエストで、鷹来屋の純米を購入。



詳しい味は別の記事に譲りますが、いつまでも飲み続けることが出来る酒だなと感じましたよ。



どのお店も個性的。

人それぞれ、合う合わないはあるでしょうが、こうして色々な酒販店を巡るのも楽しいもの。

今後も趣味の一つとして続けていきたいと思います。

（2012.10）


＜番外編＞

道の駅「いとだ」の酒の揃い。

九州菊（くすぎく）＠林酒造。


寒北斗＠寒北斗酒造。


英彦山（ひこさん）＆黒田武士＠大里酒造。


白鶴と松竹梅（笑）。



■住吉酒販
福岡県福岡市博多区住吉３－８－２７
０９２２８１３８１５
営業時間・定休日未確認ですが、１８：３０頃には閉まるそうです。

■とどろき酒店
福岡県福岡市博多区三筑２－２－３１
０９２５７１６３０４
１０～１９時
日祝は～１８時
定休日：月曜日

■うらの酒店
福岡県行橋市行事７－５－１２
０９３０２２２６７３
９～１９時
定休日：日曜日


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