2012年5月に家で飲んだ日本酒
日本酒

2012年5月に家で飲んだ日本酒

日本酒
今月は5本の掲載。

いつもよりは少なめだ。

本数が多ければ良い訳ではないが、少ないと推敲のし甲斐がないのも事実。

この月は外で飲む事も多かったので、こんなものかなとも思う。

そう言えばつい先日、安芸高田市吉田にある有木酒造が今年で辞める(今の出荷分で最後か、今冬の造りで最後かは未確認)と聞いた。

日本酒が好きで、ブログと言う形でその良さを広めているつもりでも、こう言う事態には無力だ。

でも、良さを伝え続けて一人でも多くの日本酒ファンを増やしたいと思う。

 
 
 
(評価は★★★★★~なしまで。あくまでも個人的な好みが判断基準。)

 
 
 
◼️七賢 純米 ★★
山梨県 山梨銘醸 720ml 1000円位 フレスタ@佐伯区五日市中央

 
山梨県というと国産ワインのイメージが強く、日本酒の銘柄がすぐに思い出せない都道府県だ。

僕が思い浮かぶの七賢ぐらい。その七賢を醸す山梨銘醸は、1750年(寛延3年)の創業で250年以上の歴史がある酒蔵だ。

山梨銘醸のある北杜市(ほくとし)は平成の大合併で生まれた市で、市名の由来は植物の「ヤマナシ」を意味する「杜」と山梨県の「北」部からきているとの事。

仕込み水は、名水百選にも選ばれている甲斐駒ケ岳伏流水、米は地元北杜市の酒米を中心に使用されているそうだ。

 
さて本酒だが、飲み口は柔らかでさっぱり。

柔らかとは言うものの、以前、田辺酒店@西区南観音で購入した七賢はシルクのような滑らかさだったが、本酒はそこまでではない。

うっすらと感じられる米の旨みは裏方に回り、苦味と酸味がぼんやりと伝わってくる。

春に出たお酒だが、夏酒のような軽いお酒だなと感じた。

普段飲みには好まないが、たまに飲む分には抵抗感なし。

 
 
 
◼️微紅 純米スパークリング ★★ 広島県呉市 相原酒造 300ml いただきもの

 
相原酒造は1919年(明治8年)の創業で、現在の主力銘柄は「雨後の月」と「金泉」。

香り華やかでフルーティーというイメージが強くあるが、最近は香りを控えめにして、辛口で切れ味鋭いお酒に仕上げてきているように思う。

 
本酒は、見た目はロゼのスパークリング。

しかしながら、口に含んでみるときちんと米の味が感じられて見た目とのギャップが面白く、そして旨い米スパークリングに仕上がっているのはさすがだ。

 
 
 
◼️風の森 純米雄町80 ★★ 奈良県御所市 油長酒造 720ml 12??円 大和屋酒舗@中区胡町

 
蔵については2012年4月の記事を参照のこと。

さて本酒の感想だが、開栓初日は、初手が甘酸っぱく仕舞の渋みが強い。

ちょっと飲みにくさもあるが、最近お気に入りの甘酸っぱ系の味わいで個人的なツボにははまった。

二日目・三日目になると甘酸っぱさが減退するものの渋みは大きく変わらず、飲みにくさが増した印象。

 
風の森は今回で2本目だが、生原酒ゆえか味の変化が早く味が抜けるのが早い気がする。

マイナスの温度で保管できる冷蔵庫があれば、結果は違うのかなぁ。

 
 
 
◼️月山 芳醇辛口純米 ★★★
島根県安来市 吉田酒造 720ml ?円 大和屋酒舗@中区胡町

 
以前より大和屋で取扱があったんだろうか、今まではまったく気付かず、この度その存在に気付いて購入してみた。

月山という銘柄は山形県の銀嶺月山でも使われているが、今回飲んでみたのは島根県の方だ。

 
月山を醸す吉田酒造は島根県の東端、スサノオノミコトにより命名されたと言われる安来市にある。

1826年(文政九年)創業で、出雲杜氏による超軟水仕込みが特徴との事。

 
開栓初日は、芳醇という名が偽りだと感じるほど端麗で味も香りも穏やか。

中1日空けて開栓3日目には、初日の印象が勘違いだったと思えるほど味が乗り、これなら芳醇辛口純米の名にふさわしい味だと感じた。

これ以降は、やや味が抜け仕舞の渋みが強くなってきたものの、飲み口としては悪くない部類。

このお酒は、ひょっとしたら育ててナンボなのかもしれないなぁ。

 
 
 
◼️御前酒 山廃純米生詰 21BY ★★★ 岡山県真庭市 辻本店 720ml 1,480円 石川酒店@西区古江西町

 
蔵については2011年11月の記事を参照の事。

御前酒にしては割と濃い目で、山廃感は軽く熟成香も少なめ。

米っぽさはそこそこあるので燗がいいかもしれない。

開栓して常温放置中のためこの程度しか書けないが、面白く変化したら来月ご報告をと思っている次第。

ちなみに、常温放置などしなくても旨く飲めるお酒である事を付け加えておきたい。

 
その他の日本酒に関する記事はこちらからご覧いただけます。

 
 
 
 

コメント

  1. 通りすがりの酒好き より:
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    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    はじめまして、こんばんはoominさん

    私も吉田の酒が無くなった事には強いショックを受けています。(どうも川の汚染が原因のようです)

    私は向原に住んでいるものですが、今はもう安芸高田市では向井櫻しか残っていないようです。私はこのブログをたまたま見つけた時、「広島の酒を全部を飲んでみた」でした。それで、「よし、なら自分もやってみよう」という事で一応達成はしたんですが、結局やっている途中で山陽愛泉と大内山が飲めませんでした・・。飲みたかったな~(泣)

    やっぱりこうやって酒がどんどん無くなっていくのかなしいものですね・・。

    あ、それと喜美福は吉田の産直市などに行けばまだ買えますよ。

    最後に、

    長文失礼致しました。
  2. oomin より:
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    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    はじめまして。
    そして、コメントありがとうございます。

    川の汚染ですか〜。
    それは、いかんともしがたいと言うか、残念と言うか。。。

    有木酒造場はなかなか面白いお酒を作っていたので、毎年楽しみにしていたんですがねぇ。


    県内コンプリートはなかなか大変でしょ(笑)?

    マニアックな二つを残されましたが、飲みたかったなぁと言う事は、まさか存在していないということなんでしょうか?
  3. 通りすがりの酒好き より:
    SECRET: 0
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    存在しないと言うかどちらも辞めちゃったんですよ。

    山陽愛泉は杜氏の方が病気で、大内山の方は後継ぎいなという理由です。
  4. oomin より:
    SECRET: 0
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    > 山陽愛泉は杜氏の方が病気で、

    あぁ、そうでしたか。。。昨年飲んだのが最初で最後だったんですね。


    >大内山の方は後継ぎいなという理由です。

    よそに造らせたものは跡地で販売されていましたが、それすらお辞めになったんでしょうか。
    なんにせよ、マイナーな蔵は徐々になくなっていくんでしょうねぇ。

    寂しい事です。
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