※2016.5業態変更し十日市に移転→閉店
先日「太閤」で飲んだ旧友とは、予てからの約束がありまして。
それは『kanpai』に連れて行くこと。
どうやら僕のブログを読んで旨そうだと思ったらしく、昨年から行こう行こうと言いながら、タイミングが合わず延び延びになっていました。
そして、約束してから1年以上が経ちましたが、ようやく二人して訪れることが出来ました。
この日はkanpai3周年イベントの最終日で、しかも土曜日。
恐る恐るお店に入ってみると、案の定お客が多く、ほぼ満席状態。
席には座れましたが、マスターお一人のお店ですので、旧友と雑談しながらのんびりやることにしました。
入店から15分ほど経った頃でしょうか、マスターが注文を聞きに来てくれましたので、いくつか注文。
まず頼んだのは、ポテトサラダ・緑健トマト・刺身の盛り合わせ・アサリの酒蒸し・牛カルビ。
この中では刺身の盛り合わせとアサリの酒蒸しが特筆物。
刺身は鯵・太刀魚・甲イカ・カレイ・鰹・貝柱の6種。
野趣あふれるカレイは舌にまとわりつくようなねっとり感が秀逸。
鯵は張り詰めた身質に込められた風味の強さが抜群でした。
アサリは貝殻一杯に詰まった身に驚き、ぷりっぷりの食感にもう一度驚くほど。
こんな物を出されてしまっては、お酒がすすまないはずがありません。
生ビール2杯の後に、奈良県の篠峯のもろみ酒と香川県は悦凱陣の攻めブレンドを。
篠峯は苦味を伴って米の旨みがふんだんなお酒。
攻めブレンドは案外普通の味わいで拍子抜け。開栓から日数が経っていたんでしょうか。
ある程度お腹が膨れましたので、ここからは軽めのつまみに移行。
キムチ・きゅうり・焼きソラマメ・牡蠣のバター焼きなどと一緒に、大阪の秋鹿無ろ過生原酒と福島の飛露喜を。
この日は何を食べてもどれをのんでも旨かったですが、その中で一番のお酒は旧友が飲んでいた早瀬浦純米滓酒。
飲むとストンと腹に落ちるんですが、次の瞬間、良質なおかきというか煎餅というか、もち米のような風味がぶわっと上がってきて、久々に穀物感満載の驚きの味わいでした。
この日は大いに盛り上がり、2軒目に「寅卯」に行き、午前様(笑
次の日も仕事でしたが、幸いな事にお酒は大して残っておらず。楽しい酒席だと残り方が違いますねぇ。
旨い酒に旨い肴に楽しい会話。酒飲みならずとも、最高のシチュエーションの一夜でした。
ごちそうさまでした!!!!!
(2012.5)
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