『楽車』にはこれまで何度も訪れていますが、一人では初めて。
まずは濃い口のお酒が好きだと伝えてお店のおすすめを出していただく事にしました。
出てきたのは東洋美人の333。
番地シリーズと言うそうです。
お米が取れた番地が「333番地」だから「333」なんだそうです。
割と濃い口で、米の旨みが余韻として残るお酒。
なかなか良いですね。
アテには岩国蓮根の塩焼き。
バターでソテーされていて、塩加減も良い具合。
旨いなぁ。
2杯目は冷蔵庫の張り紙を見て注文。
雁木の「あらばしり」。
「あらばしり」とは、お酒を絞った時に最初に出てくる白く濁った部分の事。
フレッシュで濃い目の味ですので、雁木のような軽い味わいのお酒でも僕の好みに近い味で飲む事が出来る訳です。
今回のも割りと濃い目でしたが、雁木らしい軽快さも残っていました。
さて、2杯飲んだし帰るかなと思った時に、雁木の張り紙の裏に隠れているお酒が気になりました。
ラベルの一番下しか見えなかったんですが、「舎」という文字が目に入ったんです。
あれ?
このお酒ってメニューには載っていないはず。
ひょっとすると、あのお酒は・・・
半信半疑で店員さんに聞いてみると、予想的中。
何と、僕の大好きな「雪の芽舎(ゆきのぼうしゃ)」ではありませんか!
秋田県のお酒なんですが広島で取り扱ってらっしゃる酒屋がなく、滅多にお目にかかれないお酒。
昨年開催した日本酒オフ会で飲んでから大ファンになったんですよ。
いやぁ~、嬉しいなぁ。
濃い口で旨い。
山廃なのに穏やか。
切れがあるのでくどくない。
思わずもう一杯飲んじゃいました(笑
ご店主ともお話できたし、うまいお酒を飲む事が出来たし、言う事ない一人酒でした。
ごちそうさまでした!!!!
(2011.3)
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