人気の鉄板焼き店「だんだん」が舟入に移転し、その跡地にオープンしたのが、尾道ラーメンの『東珍康(とんちんかん)』。
本店は尾道市内にあって、当地では有名店とのこと。
昨年から新店オープンが相次ぐ十日市エリアへの出店は、自信のあらわれでしょうか。
店のサイズはそう大きくなく、形は不整形。
しかし、カウンターを上手に配置し、15~6席ほどを確保しています。
12時少し過ぎた頃に入店したんですが、残席2という状況。
店の外からは中の様子が分からないので、余計に驚きました。
注文と会計はタブレット式のセルフレジにて。
着席から提供まで2分程度。
途中で「ウィーン」という音が聞こえたので、湯切りは機械なんでしょう。
黒い丼に醤油の色が出たスープ。
表層には油膜が出来ていて、大小の背脂が浮いています。
具材は、大きなチャーシュー・薄い色のメンマ・青ネギで、尾道ラーメンのルックスを満たしています。
スープは、出汁感と元ダレの効きが丁度良く、なかなか旨いんですよ。
いりこなどの小魚系は感じられず、昆布は使われているのかなという感じ。
麺は、お約束の平打ちではなく細い四角麺で、ザクっとした食感。
調べてみると四角麺も、尾道ラーメンとしてはアリなんだそうです。
具材では、チャーシューがいいですね。
赤身はガシッと、脂はプルっと。
タレの味ではなく、肉の旨さで食べさせるタイプです。
薄味のメンマ、ふるふる背脂ともども、結構好きなタイプです。
周りの人からは、薄味・タレが少ないと聞いていましたが、この日食べた限りではそのような印象は受けませんでした。
次回は唐揚げラーメンかな。
いや、珍しい組み合わせのもやしラーメンもいいかも。
何度か行ってみようと思います。
ごちそうさまでした!!!
(2022.8)
■お店のデータ
東珍康
広島市中区十日市町1-3-21
0825337927
11:00~15:00
17:00~20:00
定休日:木曜日・水曜夜営業
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