新店と老舗、どちらを先に行くか?
これはなかなか悩ましい問題。
新店は軌道に乗らなかったら閉店してしまう。
老舗は健康上の理由などで閉店してしまう。
いずれにせよ、閉店するまでに行っておかないと、後悔先に立たずになっちゃいます。
この問題、僕はほとんどのケースで老舗から先に行くようにしています。
味・店の雰囲気・客層など、長く続いている理由って何だろう?
そこに興味があるんです。
今回訪れた『めん長州』は、創業年不明ですが、結構古いお店のはず。
※旭菊水!Qちゃん食堂と同じだ!
店の中には、カウンター席を背中合わせに配置。
一方は厨房と向かい合い、もう一方は壁に向き合う。
先客は4人。
昼酒率高し。
ツユが真っ黒なおでん鍋の隣に着座し、ラーメン定食780円を注文。
「おかずなくなったので、おでん3本でいい?」
ちょうど、おでんが気になっていたので、渡りに船じゃん!
超定番の厚揚げ・卵・大根。
良いですねぇ、真っ黒な大根。
箸で二つに割ると、中まで真っ黒。
少し甘めの味付けで、辛子とよく合うんだ。
少し遅れてラーメンが登場。
灰汁が散見される赤茶色のスープは、ほんのり獣臭が漂います。
具材はもやし・青ネギ・チャーシュー。
醤油がピシっと効いたスープは、しっかりと出汁が出ており、なかなかの旨さ。
中まで味が染みたチャーシューは、ほろっと崩れてパサパサ感もあり。
これ好きだなぁ。
シャキシャキのもやしと細麺を一緒に食べ、ご飯を頬張りながらスープを飲む。
永久ループしたくなる旨さだ。
でも、このスープは冷めてくると粗が見えてきそうなので、熱々の状態で完食しましょ。
少し緩めの雰囲気と、くたびれ感のある店内。
そして、出前の多さは、味が受け入れられていることを物語っているのか。
食べるほどに好きになる。
そんな言葉がぴったりのお店だと思います。
ごちそうさまでした!!!
(2020.8)
■お店のデータ
めん長州
広島市佐伯区海老山町4-27
0829230009
11:00~20:00
定休日:月曜日
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