ひやおろしが出始めた季節。
何か良いのがないかなと思い、立ち寄った近所の石川酒店で出会いました。
華鳩の番外酒。
「中汲みの残りの鼻先や攻め」のブレンド。
「鼻先」って何だろう。
なにはともあれ、こういうブレンド物って好きなんですよねぇ(笑
華鳩は何を飲んでも美味しいので、期待を込めての開栓です。
抑えられた吟醸香がふんわりと。
華鳩らしいきれいなお酒。
生っぽさやコクもあり、これはなかなか旨いではありませんか。
転がすと、口内にあふれる渋みと甘さが、また良いですね。
しっかりとボディがありながら、しつこくないお酒。
旨いと思います。
開栓1週間後。
少しスリムになりましたが、冷たいままでも米感が感じられ、旨さのレベルは変わらず。
1,200円未満と安いですし、見つけたら買いの一本ですね。
開栓初日に合わせたのは、鰯のフライ。
梅としそを乗せたのと、塩胡椒のみのノーマルタイプの2種類を作ってみました。
今年の梅干は皮が厚くて、そのまま食べると口に障るんですが、包丁でしっかり叩けば問題なし
旨い梅しそフライになりました。
そして、この手の料理は、ワインよりも日本酒ですね。
相性バッチリ。
■お酒のデータ
醸造元:榎酒造(呉市)
使用米:八反錦
精米歩合:58%
アルコール度数:14.5%
価格:1,188円(四合瓶)
評価:★★★★
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