佐伯区湯来町。
「広島のチベット」と呼ぶ人もいる町。
気温は低く、雪が多く、標高が高い。
チベットっぽいといえば、チベットっぽいのかな(笑
そんな湯来町に住む友人をして「チベットの中のチベット」と言わせる場所で営業しているお店。
それが、今回訪れた『おそらゆき』です。
お店があるのは、人口100人未満・高齢化率70%以上の限界集落「上多田集落」。
野生の猿や雉がのんびりと道路を歩く集落で、時が止まったかのような空気感があります。
店内は木を多用した造りで、消防団の屯所を改修されたとのこと。
お店の切り盛りは、おふたりの女性にて。
メニューです。
こういう字やイラストを書く人は、大体がお料理上手なんですよね。
これは楽しみ。
週末はカレーなども出しているそうですが、平日はおむすびとだんご汁とおかずのセットだけ。
さてさて、どんな料理が出てくるんでしょうか~
華がある盛り付け。
色合いがとてもキレイですね。
食べる前に料理内容についての説明がありまして、内容は以下の通り。
酒粕ドレッシングのサラダ・手作りコロッケ・猪肉のグラタン・蓮根の豆乳和え・ひじき・ハナッコリーとしめじの柚子胡椒合え・ナスの揚げびたし・赤米のおむすび・土筆の佃煮・梅肉・たくわん・酢牛蒡。
穏やかな味付けで、素材の味で勝負!なのかと思いきや、結構くっきりと味付けされています。
しかも、どれを食べても旨いではありませんか。
そんな中、酒粕ドレッシングの酸味と柚子胡椒・おむすびの塩気が特に印象に残りました。
次点は、深い味のひじき。
後味の切れが良く、なかなかの旨さ。
口の中でお米がはらっとほどけるおむすびも、素晴らしかったです。
自慢のだんご汁。
塩と野菜だけで作られているそうで、出汁も水も不使用。
それなのに、この旨さはなんと言うことでしょうか。
重ね煮という調理方法で作られたんだそうです。
家でまねてみようかなぁ。
食後のおやつは、豆腐で作ったガトーショコラ。
ほろ苦くて旨い。
こちらの料理は、マクロビではないけれど小麦粉・砂糖などはなるべく使わないヘルシー路線がコンセプトとのこと。
そういえば、グラタンのホワイトソースは米粉で作ったと説明があったなぁ。
ハキハキとした接客も良く、とても気持ちの良い時間を過ごすことが出来ました。
オススメです。
ごちそうさまでした!!!!
(2018.4)
■お店のデータ
おそらゆき
広島市佐伯区湯来町大字多田599
0829850855
11:00~17:00
定休日:月・火 ※冬季は一定期間休業
■カテゴリー別飲食店リストはこちらからご覧いただけます。
■ 所在地別飲食店リストはこちらご覧いただけます。
コメント
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
ここ、すんごい田舎なんですよね~
頑張ってる若い人たちがいると
田舎も元気がでるものでしょうね。
湯来のトンネルも開通したことだし
私も行ってみようと思います♪
お酒好きのoominさんが
時々かわいいカフェに出没するのが
なんだかおもしろくて・・・笑
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
トンネル出来ても、その先の道狭いですよ。
離合不可(笑
でも、行く価値あります。
美味しいと聞けば、オシャレだろうと汚かろうと行くのがポリシーなんです。
ご存知だとは思いますけど(笑