-本場と町場の間-
「広島四川食堂」に初めて行ったのが約3年前。
閉店したのは約2年前。
その後の経緯は知らないんですけど、お店があったスペースには『東来福』という中華料理店がオープンしました。
ふと、そのことを思い出し、比較的人が少ないであろう土曜日を狙っての訪問。
さてさて、どんな感じなんでしょうか。
お店の場所は、「わたしの食卓」や「げんこつラーメン」の並び。
見逃しはなく、とても分かりやすいと思います。
中に入ると券売機がありますので、食券を買い、席に座る流れ。
店内のレイアウトや内装は以前と変わらず、居抜きでの入居であることが伺えます。
食券を渡して提供されるまで、約2分ほど。
券売機のボタンを押した直後に作り始めたのか、はたまた作り置きなのかは不明です。
どちらにせよ、遅いよりも早いほうがありがたいですね。
麻婆豆腐定食は、思ったよりも小さめの麻婆豆腐・大き目の唐揚げ2つ・サラダ・卵スープ・白ご飯という内容です。
麻婆豆腐に寄ってみましょう。
見た目は赤味噌色で、経験上味が濃いことが多いパターンです。
早速いただいてみると、濃い目ではありますが十分許容範囲内。
やや辛めの仕上げで、山椒の効きもまずまずです。
唐揚げ。
白い衣はさくっとしていて、スナック的な旨さ。
下味は薄めですが、そのままでパクパク食べることが出来ます。
とろみのついた卵スープやゴマドレッシングのサラダは、定番の味ですね。
街場の中華料理店よりは、少し本格的なテイストの『東来福』。
本場でもなく町場でもない店があると、テイストが違うので重宝するんですよね。
店舗の多様性という観点からも、必要な立ち位置の店だと感じました。
ごちそうさまでした!!
(2016.12)
■お店のデータ
東来福
広島市東区光町2-9-15
0822616003
11:00~14:00
17:00~22:00
定休日:日曜日
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