廿日市市大野町にある鮮魚店「田丸」の田丸さんが作るパスタを楽しむ会に参加してきました。
会場は「サロン・ド・イシカワ」。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、西区古江西町にある石川酒店の2階にあるサロンの事です。
石川酒店は自宅から徒歩3分の至近距離。
以前からよく利用させていただいている酒屋さんです。
日本酒のラインナップは僕の好みからずれる部分もありますが、逆に普段選ばないようなお酒を買うようにしていますので、それはそれで勉強になっています。
さて、会場のサロンに足を運ぶのは今回が初めて。
サロンは思ったよりも広く、着席でカウンター含め15席程度。
立食形式なら20数人はいけるでしょう。
今回のコースの内容は、前菜盛り合わせ、パスタ、ワイン3杯。
これで3,000円也。
足らなければ食べ物もお酒も追加できるそうです。
着席後ほどなく、本日の1杯目スパークリングワインが運ばれてきました。
これで喉を潤わせて食事が出てくるのを待ちます。
一品目は前菜の盛り合わせ。
同時に白ワインの登場。
左から時計回りに、モッツァレラチーズの牛肉包みクリームソースかけ、バッカラ・ビチェンチッタ(合ってるかなぁ?)、鱧湯引きズッキーニ添え酢味噌ソースの3品です。
モッツァレラチーズの牛肉包みクリームソースかけはプリプリのモッツァレラを牛肉で包んだ料理。
チーズのプリプリ感が楽しいし、上に掛かっているクリームソースと具材のきのこ類の味が濃厚でなかなかの一品。
バッカラ・ビチェンチッタは鱈の身を牛乳で煮込んだものらしい。
通常は乾燥した鱈(バッカラ)を使うそうなんですが、鮮魚店なので新鮮な鱈を使いましたと田丸さんが言われていました。
食べると鱈の味が口に広がり最後にほのかな牛乳を感じます。
面白い味わいでした。
鱧湯引きズッキーニ添え酢味噌ソースですが、鱧だけ食べるとまあまあのレベルといった感じ。
全体を一緒に食べるとズッキーニに振られている塩コショウがアクセントとなり、バランスの取れた一品になっています。
ここで石川さんがパンを出してくださいました。
前菜を食べ終えたお皿にクリームソースが残っていましたので、すくって完食したのは言うまでもありません(笑)。
パスタは鰯と蛸のジェノベーゼ。
同時に赤ワインが。
鰯は刺身用の小鰯を使われているとの事。
タコの香りが良いですねぇ。
やや薄味ですが、美味しくいただきました。
食べ終えて田丸さんと少しお話をしたんですが、普段は和食ばかり作っていてイタリアンは滅多にお作りにならないとの事。
それでこの味が出せるなんて凄いですねぇ。さすがプロと感心しました。
僕たちには量が少し足りませんでしたので、和牛のステーキを追加注文。
※1人前を2皿に取り分けた後の写真です。
やや脂が多いですが肉の味がしっかりして旨い一皿でした。
追加したお酒は、冷蔵庫の奥にコッソリ(?)と佇んでいた、「上喜元 金賞受賞酒」を注文。
大吟醸で精米歩合35%なのでスッキリ系をイメージしていましたが、飲んでみると高精米歩合のお酒ならではのスッキリ感にコクが加わり、後味は切れがありました。
ビンを良く見ると・・・「18BY」。
このお酒が造られたのは平成18年という事が判明。
この4年あまりの歳月でコクが加わったんですね。
このお酒「トロッとキリッと」という言葉が良く似合いますね。
※「黒○島か!」と突っ込まれそう(苦笑)。
厨房のほうをチラッと見ると、石川さんご夫妻もワインをチビチビ飲まれています。
この催しは完全に石川さんご夫妻の趣味ですね(笑)。
滞在は1時間ほどでしたが楽しい時間をすごす事が出来ました。
ここなら、いずれはオフ会の会場にしても面白いかもしれません。ちょっと検討しておきますね。
ごちそうさまでした!!!
※田丸さんが営まれている「田丸」にも行って見ようと思います。
(2010.6)
■お店のデータ
サロン・ド・イシカワ(石川酒店)
広島市西区古江西町3-2 石川酒店2階
0822715430
平日 9:30~20:30
日・祝 16:00~19:00
定休日:不定休
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