※閉店
前回は広島風お好み焼きを食べましたので、呉風ボタ焼きを食べようと思い再訪。
ご店主に聞いたところでは、呉(倉橋)の人に焼き方を教えてもらったとのこと。
冷めても美味しいらしく、持ち帰りでも人気があり、根強いファンがいるんだそうです。
※「ボタ焼き」という名前は、島嶼部のお好み焼きが「ボタン焼き」と呼ばれていることに由来しているようです。
さて、その焼き方ですが、まずは焼そばを作る要領でそば・キャベツ・豚バラを炒め、生地の上にそれを乗せて、青ねぎと天かすを掛けたら反転。
重石をしてしばらく焼きます。
卵2玉をわり広げたら本体と合体。
ここから後はお好み焼きと同じ手順で仕上げていきます。
ちなみに、焼く前に七味とガーリックパウダーの有無を聞かれますので、好みを伝えると良いと思います。
本体部分が層になっておらず、具材とそばが混ざった状態。
食感は結構違うもんですね。
心なしか生地は厚くてもちっとしているような。
そして、卵を2玉使っているせいか卵のコクが強く、これはなかなか旨いではありませんか。
一体感があって食べやすいし、出来上がり温度が高くないので、これまた食べやすい。
銀の蓋をかぶせて蒸し焼きにする工程が4回ありましたが、広島風のときも何度か蒸し焼きにしていて、これもこの店の特徴なのかもしれませんね。
現在のご店主に変わって約40年とのこと。
白島においても老舗といえるお店で、ファンも多いことでしょう。
関西風もあるので、また立ち寄ってみたいと思います。
ごちそうさまでした!!
(2016.10)
■うえおの訪問記
・うえお(2016.6)
コメント