※2019.4月鷹野橋に復活移転
最近、だんだんと舌が肥えてきた旧友のI君。
本人は口には出しませんが、おそらく普通のお店では満足しないでしょう(笑
なので、年に2回程度とは言え、再会(というか、単なる飲み会)の場を選ぶのには一苦労ありますが、そのプロセスもなかなか楽しいもの。
さて今回、そんなI君に喜んでもらおうと思い選んだお店は、流川にある居酒屋の『そらきゅう』です。
お店の場所は、流川通りの中でもやや南に寄った所。
「かに道楽」等が近くにあるカサブランカビルの1階にお店を構えてらっしゃいます。
中に入ると、店員さんの元気な挨拶に迎えられ、L型カウンターの最奥に通されました。
こういうのがあると、ほっこりしますね。
店内の雰囲気は、居酒屋以上日本料理店未満という印象。
ピリッとした緊張感はなく、もう少しフランクな感じです。
お店の切り盛りは、厨房が白い調理服の男性3名(だったかな)に、接客が1~2名の女性陣でドリンク兼任。
忙しい時間帯は、3階のお店(姉妹店)から手伝いに来られるようです。
メニューは、その日のおススメとレギュラーの2種類。
※これは、おススメメニュー。
コースのコストパフォーマンスが良いとは聞いていましたが、あえてのアラカルトで楽しんでみました。
まずは、つき出し2品。
左がナスと魚の炊き合わせで、右はキャベツのすり流し。
ベースとなる味付けは、どちらも甘辛で、炊き合わせは味が良く染みたナスと冷えていてもほっこりした白身魚が、なかなかの旨さ。
一方のすり流しは、出汁とキャベツの甘みが加わりますので甘辛度は落ちますが、さらりといただける一品でした。
刺身の盛り合わせ。
見るからに旨そうな刺身と周りの設えが素敵ですね。
魚種をお聞きすると、ニシ貝・よこわまぐろ・〆さば・炙った太刀魚・かますの昆布締め・ヒラメ・鱧との事。
鱧は少し水っぽさが気になりましたが、それ以外は旨い刺身でした。
特に、ニシ貝はこんなに旨かったっけと思う程で、適度なコリコリ感と貝独特の甘みが堪能できました。
焼そら豆。
さやと皮をむきむきして、塩でいただきました。
ら
さてそろそろ日本酒を。
手製のカードが入ったメニュー表で、小町の「あいさん家」みたいな見せ方です。
仕入先は、大和屋酒舗がメインですが扱っていないお酒もちらほら。
大阪からですか?と尋ねるとその通りで、「山中酒の店」から取っているとの事でした。
この日1杯目の日本酒は、玉川のIceBreaker。
今年まだ飲んでいなかったのと、このショットが撮りたくて注文してみました(笑
お酒と一緒に出て来た手書きカード。
このカードは持ち帰り可能なんだそうです。
どれを飲んだか分からないなんて事がない様にと説明されていました。
穴子の天ぷら。
肉厚で香り良し!
少なくなった刺身を盛り直して下さるサービスも。
カウンターが広くなって助かるなぁ(笑
神奈川の隆(りゅう)というお酒。
生酒らしいフレッシュな感じはないですが、穏やかに旨い一杯でした。
鮎のせごし。
実は、せごしって初めて食べました。
内臓をキレイに取った鮎を骨ごと薄造りにした料理なんですね。
骨の食感と身のシャクシャク感が面白いと思いますが、僕は肝が残っているほうが好きかなぁ。
なので、稚鮎の天ぷらを追加。
そう、これこれ!
この苦味が旨いんですよね。
若い頃は苦手な苦味でしたが、年を重ねたと言うことなんでしょう(苦笑
愛媛県の華姫桜。
るみ子の酒と篠峯ツーショット。
この辺りになると、お酒の詳細は覚えておりません(苦笑
少し甘めの卵焼きに締めの野菜浅漬け。
お酒のラストは、静岡の志太泉。
以前、猫の絵がプリントされたカップ酒(志太泉ニャンカップ)を飲んだことがあるんです。
この時のは、ちょっと劣化していてイマイチ。
今回は、しかと名誉挽回してくれました。
『そらきゅう』良いお店でした。
料理が旨いことはもちろんですが、何を聞いても返事が早く、これは鍛えられているなと感じさせてくれる点も気に入った理由の一つです。
今から再訪が楽しみだなぁ。
ごちそうさまでした!!!!
(2014.6)
※飲みすぎて、お代が大変なことに(苦笑
■お店のデータ
そらきゅう
広島市中区流川町5-19
0822368199
17:30~翌1:00
※金土は、~翌2:00
※日は、~24:00
定休日:月曜日
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コメント
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和食好きには日曜空いてるのが有難いですよね。
魚も美味いですが、ここの地鶏(はやまの黒岩地鶏?)もかなり美味いと思います。
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確かに日曜営業はありがたいですよね〜
この日は魚メインでしたので、地鶏には気付きませんでした。
次回は食べてみます!
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このブログでIceBreakerを知って飲んだのですが、甘口濃い口で独特の旨さのある酒ですね。杜氏の外人はなかなかセンスあるな~。