※H26.4閉店確認
先日の「いざら」訪問に続いて、中区中島町にあるラーメン店『横須賀家』を訪問。
こちらは「横浜家系」を標榜するお店で、10年以上前からこの地で営業されています。
知識としては「家系」というラーメンカテゴリーがある事は知っていますが、果たしてどんな系統なのか。。。
予備知識なしで楽しむのもいいだろうと思い、あえて何も調べずに訪問してきました。
お店の場所は、ネッツトヨタの隣で平和記念公園から吉島に抜ける大通り沿い。
中に入ると、左手に少し広めのテーブル席があって、若者がスマホいじりながらラーメン中。
店内は黒に近い茶色が基調で、照明も暗めです。
奥あるカウンター席に向かって一歩踏み出したその時。。。
券売機の存在に気付き、何事もなかったかのように一歩戻り、基本メニューかなと思われる家系こってりラーメンの食券を購入してみました(苦笑
カウンター席に張られたメニューを見ると、味噌やあっさり中華、つけ麺やご飯物もあったようです。
なお、麺は太麺と細麺が選択可能。オススメは細麺との事でしたので、細麺で注文してみました。
出てきたラーメンは、大振りのチャーシューがドン!とスープを占拠し、青ネギ・青梗菜・海苔が脇を固める布陣。
スープはやや少な目の印象です。
一口飲んでみると、濃い目の鶏がら豚骨出汁に元ダレの醤油が強く効き、なかなかパンチのある味。
そしてスープにはややとろみが感じられ、このパーツはどことなく天下一品的なニュアンス。
麺は、中細ストレート麺を固めの茹で加減で提供されています。
総じて、こってりというよりも濃いラーメン。
僕の感受性が鈍いせいか、家系とは何ぞやという問いに対する答えはこの一杯からは導き出せませんでした。
帰宅して調べてみると、「家系」ラーメンの特徴は、「太いストレート麺」「豚骨・鶏がらを使った豚骨醤油がベース」「味は濃く、きつめでこってり」「具材はチャーシュー・海苔・ほうれん草」「脂は鶏油(ちーゆ)」との事。(Wikipediaによる)
※こういう事なら、麺は太麺が本来だと教えて欲しかったなぁ。。。
広島の濃い目の豚骨醤油との違いは、麺の太さ、具材の海苔・ほうれん草、鶏油といった所なんでしょうか。
『横須賀家』での一杯を振り返ってみると、鶏油の存在には気づかず、ほうれん草が青梗菜と多少の相違点はあるようでした。
悪くない一杯だと思いますが、家系ラーメンとしての完成度に関しては僕には何もいえません。
詳しい方がいらっしゃれば、レクチャーいただければ幸いです。
ごちそうさまでした!!
(2013.3)
■お店のデータ
横須賀家
広島市中区中島町2-4
0822495661
火~土 11~22時
日・月 11~21時
定休日:未確認
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