「花山椒」を出た僕は、流川方面に向かって自転車をこぎ進めるつもりでしたが、数件隣の『極屋』の前で立ち止まってしまいました。
以前、このエリアを偵察・調査した時には昼営業をしているそぶりは見受けられませんでしたが、この日は営業中の札が出ているではありませんか。
「あ!」と思った飲食店はその時に訪問しておかないと、閉店等で訪問不可になった事が何度もあります。
人というのは自分の行動を正当化するために色々な言い訳を思いつくもので、先に書いた「思い立ったが吉日」的な事も連食の後に思いついた言い訳でございます(苦笑
店内は、カウンター席が奥にスッとストレートで伸び、最奥にはテーブル席が。
僕は入口に近いカウンターに陣取り、メニューをちら見して注文したのはコムタンラーメンです。
メニューには「国産牛ゲンコツと赤身バラ肉で摂ったスープ」との表記があり、それだけで心が躍ります(笑
注文から2分程度でラーメンの登場です。スープからは旨そうな牛スープの香りと共にごま油の香りも感じられます。
具材は、もやし・ニンジン・青ネギ・ほぐした肉・白ゴマといった布陣。
まずスープを一口いただいてみると、これがなかなかに旨い牛のスープでして、使われている塩も旨味が強く、グイグイ飲ませる力のあるスープです。
そして、テールスープとカルビスープの良いとこ取りをしたかのような印象も受けました。
麺は、茹で加減固めの中細ストレート麺でまずまず。
具材のもやしとニンジンは、何処となくナムルっぽい雰囲気を演出しているように感じました。
チャーシュー代わりのほぐし肉は出汁をとった後の赤身バラ肉なんでしょうか、自家製コンビーフと形容しても良いほどに繊維だけ残してホロホロの状態に。
適度にスープの塩気が移り、これだけで酒が飲める程に旨いと思いました。
お店の切盛りは男女2名で。
人当たりの良い女性が接客で、威勢も歯切れも良いご店主と思われる男性が調理担当。
この男性であれば、この界隈の色々な人・事に対応できそうな器量をお持ちだと感じましたが、いかがでしょうか。
食べ終えた後に昼営業について尋ねたところ「昨日始めたばかりで今後も続ける。」との返答。まさにナイスタイミングでの訪問だったみたいです。
夜は心理的ハードルが高いエリアですが、昼は安心安全(だと思います)。
ぜひ、この旨い一杯を食べに行ってみて下さい。
ごちそうさまでした!!!!
(2013.1)
■お店のデータ
極屋
広島市中区西平塚町9-24
0822471526
11:30~14:00
18:00~翌2:00
定休日:日祝
※昼営業の曜日は未確認
◼︎極屋の訪問記
・極屋2(2013.11)
・極屋3(2017.1)
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コメント
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さすが連食王子!4つですか、鼻が効きますなあ!
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いやぁ、王子ではありませんが、最近は連食してしまいますねぇ。
ま、連食はあと一年だと思っていますので。。。
4はつけ過ぎかなと思いましたが、食べた直後の直感に従ってみました。胡麻油が障るとか課長さんがとか意見はあるようですが、僕は好きな味です!