峠茶屋ふる里／団地内の知られていない店を巡ろう１（食堂・安佐北区あさひが丘）

有名店や新店に行くのもいいんだけど、人が行ってなさそうなマイナーな店に行きたい。

そこでどんな料理に出会うのか、ワクワクしませんか？

※普通はしないか（苦笑

このたび思いついたのは、団地内の飲食店訪問。

以前立ち寄った薬師が丘の「たんぽぽ」・五月が丘の「味鬼」・サンハイツ（上安）の「茶寮」辺りもマイナーではあるんですが、もっともっとマイナーなお店があるはず。

狙いを付けたのは、飲食店の存在があまり知られていない安佐北区の団地、「くすのき台」と「あさひが丘」です。

調べてみると、どちらの団地にも飲食店あり。

よし。

早速「くすのき台」に向かったものの、目当てだった「コーヒーハウスCON」が営業していないという。

マジか～

閉めちゃったのかなぁ。

次に向かったのはあさひが丘。

複数の飲食店があることを確認していましたので、車でひとつひとつ確認。

中華、寿司などは営業しておらず（夜のみ？）、リストの中で唯一営業していた『峠茶屋ふる里』に立ち寄ることに。

お店があるのは、あさひが丘の中央部。

安佐動物公園から続く、団地内のメイン通り沿いです。

「こんにちは～」と中に入ってみると、おばあちゃんがお出迎え。

席に座りメニューを拝見。

定食・うどん・丼・ドリンクとシンプルな内容だ。

こういうお店では、何が出てくるかわからない日替わりを注文するのがいいと思うんだな。

客席はテーブルのみで、6卓のうち4卓は使えそう。

調理に取り掛かると、魚を焼く音やレンチンの音などが聞こえ始めます。

提供までは１０分少々。

出てきた日替わりは、豊富な品数にちょっと驚き。

ざっと見ると、焼き魚・煮物・ひじき・酢の物・にゅうめん・漬物・白ごはん、という感じでしょうか。

煮物は、蓮根・人参・筍などで、酸味が効いてるのが面白いなぁ。

焼き魚は、アジのみりん干し。

これはおかず力が高い。

添えてある青菜はほうれんそうのお浸しだ。

大豆入りのひじきは定番の甘辛味。

穂紫蘇入りの酢の物、たくわんとラッキョウもおかず力高く、盛りのいい白ごはんの相手にピッタリ。

おばあちゃんお手製のおかずで、柔らかいご飯を食べる。

ほっこり系の日替わりでした。

あ、そうそう。

後客のうどん定食をちらっと見たんですが、卵とたっぷりのお肉が乗ったうどんがなかなか旨そうでした。

もうすぐ90歳になるというおばあちゃんは、足腰もしゃんとしていて、とってもお元気。

しかも、とってもおしゃべり。

この手の渋い食堂がお好きなみなさん、よろしければ。

ごちそうさまでした！！

（2023.10）

■お店のデータ
峠茶屋ふる里
広島市安佐北区あさひが丘７－１６－１４

０８２８２８０７６７
営業時間・定休日：未確認
※火曜日の12時ごろ訪問。

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