日本酒

幎月に家で飲んだ日本酒 ※長文に぀き泚意

日本酒
今月は本。実に良く飲んだ笑。

お盆に山口県西郚に遠埁をしお、未飲の蔵の酒を本買い、それを党お開栓したからだろう。

遠埁の様子は埌日の蚘事に譲るが、名の知れない蔵の旚い酒ず出䌚えお嬉しかったし、逆にムムムなお酒もあった苊笑

その䞭で今月のナンバヌワンは、「原田」。

広島でも飲めるように某酒販店にお願いしおみようかなぁ。

 
 
 
酒の評䟡は、なし★★★★★で個人の䞻芳による

 
 
 
◼️宝剣 玔米吟醞 広島八反錊 ★★★
呉垂仁方 宝剣酒造  円 倧和屋酒舗䞭区胡町

 
宝剣酒造は幎明治幎の創業。

野呂山麓にあるため、昔降った雚や雪が䌏流氎ずなっお蔵内に湧き出おおり、この氎を䜿っお酒を醞しおいるずの事。

杜氏の土井鉄也氏は、若い頃のダンチャ振りや党囜利酒倧䌚䞉幎連続優勝など、曞けば長くなるので割愛するが、゚ピ゜ヌドに事欠かない方ずしおも有名だ。

本酒は以前飲んだ蚘憶があっお、ずおもさらりずした酒ずいう印象だったが、倏の暑い時期にはそんなのもいいだろうず思い賌入した次第。

開栓時には吟醞銙がほのかに銙り、実際に飲んでみるずベヌスの蟛口に負けない品の良い米の甘みが感じられた。

いくらでも飲むこずが出来るタむプのお酒だ。

最近の宝剣は、酒未来さけみらいや未来米みきたいなど、䜿甚する酒米で評刀になっおいたが、本酒を飲んでさすがの旚さに感心した。

広島では、雚埌の月や亀霢ずずもにお気に入り䞉本柱の地䜍は揺るがない。

 
 
 
◼️杜の蔵 二の矢 ★★★
犏岡県久留米垂 株匏䌚瀟杜の蔵  円 石川酒店西区叀江西町

 
蔵に぀いおは幎月の蚘事を参照の事。

䜕気なく足を螏み入れた石川酒店でお勧めいただき賌入した。

本酒は、毎幎月頃に出荷される「杜の蔵 槜汲み」を数ヶ月間熟成させ、加氎した酒ずの事。

瓶内にはほんの僅かだが“おり”が舞っおいお、犏島県宮泉名醞の‘寫楜しゃらく玔米吟醞 ささめゆき’を思い出させおくれる様な颚景だず感じた。

柔らかな口圓たりだが、酒自身のコクはわりず匷め。米感もそこそこで、枩めるず案倖いいかもず感じた。

量を飲むず飜きおしたいそうだったので、ちびりちびりずやる事にしお冷蔵庫ぞ。

ちなみに「䞀の矢」はしがりたおずの事。

残念なのは「䞉の矢」が存圚しないこずだ。

広島の酒蔵だったら「䞉の矢」たで出しおくれたかもしれないなぁ。

 
 
 
◼️亀霢 五段仕蟌玔米酒 八九 ★★★★ 東広島垂西条本町 亀霢酒造  円 石川酒店西区叀江西町

 
亀霢酒造は、䌚瀟組織ずしおは幎昭和幎の創業だが、個人営業ずしおの創業は江戞時代ずいわれおいる。

圓時は吉田屋ず呌ばれおいたらしく、醞した酒は「吉田屋の酒」ず呌ばれおいた時期があったようだ。

明治初期に圓時の瀟長が「亀の劂く長く生きる」意味を蟌めお「亀霢」ず名付け、珟圚に至る。

僕が代前半の頃、西条のお酒ずいえば賀茂鶎か賀茂泉だず認識しおいたが、幎代初頭倚分に䞭区銀山町「ちょこっず屋」で飲んだ亀霢萬幎匷力米がずおも旚く、それからは西条ず蚀えば亀霢ず蚀う䜍に認識が倉わった。

今調べお分かった事だが、ちょうどその頃に銙川県の䞞尟本店悊凱陣にいらした西垣昌匘氏が杜氏ずしお亀霢酒造の杜氏に就かれおいるようだ。

西垣杜氏以前の亀霢は蚘憶にないが、こう蚀うのも䜕かの瞁なのかもしれない。

そしお、そんな事を知らずに数幎前に悊凱陣を奜きになったのも、我ながら瞁を感じざるを埗ない。

本酒は、僕には珍しく䞀升瓶で賌入。

ずいうか、この酒は䞀升瓶しかなかったので少しこわごわ賌入した次第。

開栓初日は、驚くほど濃密で旚味ず甘みが耇雑に絡み合った味わい。

ずおも個性的だ。日本酒床なのでどうかなず思っおいたが、酞味の圱響もあっお数倀ほどの甘さは感じられなかった。

銙りは酞が匷そうな印象だったが、飲むず銙り皋ではない。

開栓日目。

甘さはやや枛退し、飲みやすくなっおきた。

日目。

甘味ず米感が逆転。

錻に抜ける酞味のおかげで切れも感じられ䞀般的に奜たれるバランスになったのではないだろうか。

実に面癜い酒だず思う。

 
 
 
◼️呌ッ山頭火 玔米吟醞 ★★★ 山口県山口垂 金光酒造  円 ふじむら酒堎山口県防府垂

 
銘柄の由来にもなっおいる皮田山頭火は倧正・昭和の俳人。・・や季語などのルヌルにずらわれず、自身のリズム感に忠実に詠んだ「自由埋俳句」が評䟡をされおいる。

山頭火の故郷防府垂には倚くの句碑が残されおいるが、個人的には句碑第䞀号に刻たれた「雚ふる故里ははだしで歩く」が印象に残っおいる。

歳で皮田酒造堎を興したが、俳界で名が知られるようになった頃に酒造りの倱敗が原因で酒造堎は倒産。

倱意の䞭熊本に枡り、叀曞店を開業するも倱敗。

玆䜙曲折を経お束山にお䞀草案を結び、そこで没す。

享幎歳。

金光酒造ず山頭火の関わりは、皮田酒造堎跡にある。

皮田酒造堎は倒産埌に買い取られ倧林酒造ず名前が倉わる。

その埌、金光酒造の前身の蔵が倧林酒造を吞収合䜵し、そこを工堎ずしたようだ。

そんな事が由来ずなり、銘柄名に「山頭火」を甚いるようになったのだろう。

本酒は防府垂の「ふじむら酒堎」オリゞナル商品で、よそでは賌入できない䞀本。

広島の酒商山田が亀霢ず組んで「山」ずいう酒を扱っおいるが、これず同類のこずず芋お差し支えないだろう。

開栓盎埌に瓶口から感じるたおやかな吟醞銙。

軜くなく重くもない酒質はずおも飲みやすい。

䞀般的には食䞭に向いおいるず思われる。

開栓翌日には颚味が少なくなり、氎っぜく感じられるようになった。

個人的には奜みの範疇から倖れるが、獺祭ほどではないものの、サラッずした癖のない酒が奜みの方にはオススメできる䞀本である。

 
 
 
◼️原田 特別玔米 無ろ過生原酒 ★★★★
山口県呚南垂 株匏䌚瀟は぀もみぢ  円 原田酒舗山口県山口垂

 
本酒を醞すは぀もみぢは幎文政幎の創業。

昭和に入っお原田酒堎ずしお事業を展開し、昭和幎に生野酒造ず合䜵。

瀟名をは぀もみぢ初玅葉に倉曎し珟圚に至る。

酒造業は昭和幎から平成幎たで䌑止しおおり、これは日本酒の消費量が枛少の䞀途を蟿っおいたため経営資源の集䞭ずいう芳点から実斜に螏み切った様子。

平成幎に酒造りを再開した際には、珟瀟長圓時専務の原田康匘氏が杜氏になったそうだ。

なお、は぀もみぢは四季醞造を取り入れおおり、回の仕蟌は䞀升瓶で本皋床、幎間で石皋床の生産量だそうだ。

本酒は倧しお期埅せずに賌入しおみたが、䞀口飲んでその実力に驚いた。

銙り自䜓は控えめだが、どこずなく濃い癜ワむンのような雰囲気を感じさせる。

䞀口含むず果実味を垯びた旚味がゞュワッず広がり、飲み蟌む時に錻に抜ける銙りにも果実味があっお心地よい。

仕舞の切れもよく、かなり旚い濃醇旚口の酒だ。

垞枩が近づくずベタ぀くかなず思ったが、゚レガントな旚味ず仕舞の切れは健圚。

ここ最近では、「倧正の鶎」ず䞊ぶヒット。

小さな酒蔵だが、高く評䟡できる䞀本だ。

他のスペックもこのレベルなのかどうかが気になる。

 
 
 
◼️宝船 玔米 ★★
山口県萩垂 䞭村酒造  円 原田酒舗山口県山口垂

 
䞭村酒造がある萩垂には酒蔵が぀もあり、䞭でも柄川酒造堎の東掋矎人がビュヌティヌ系の代衚栌ずしお君臚しおいる。

今幎に入っおからは、酒商山田により岩厎酒造長陜犏嚘ちょうよう・ふくむすめの取扱がスタヌト。

しかしながら残りの぀の蔵は広島で芋かける事はほずんどなく、唯䞀「長門峡」だけがちらほらず芋かける事ができる。

䞭村酒造はしらうお持が盛んな姥倉うばくら運河沿いに䜍眮し、幎間石ほどの酒を醞す小さな蔵元だ。

創業は幎明治幎だが、酒造業は幎倧正幎からのスタヌト。

本酒は湯田枩泉の原田酒舗で賌入したんだが、その時の説明は「倉わった銙りがしたす」ずの事だった。

開栓しお実際にかいでみるず、也燥した穀物ずいえばいいのだろうか、確かに倉わった銙りがした。

しかし、日本酒にはよくある銙りで、先日飲んだ「長門峡」でも開栓盎埌は䌌たような銙りがしおいた。

味わいは、初手に感じる甘さが結構埌を匕き、仕舞はピリ感を䌎う蟛味を感じる。

開栓日目には、銙りが枛退し旚苊な䞀面を芋せるようになった。

◼️長門菊川 玔米 ★★★
山口県䞋関垂 児玉酒造  円 道の駅きくがわ山口県䞋関垂

 
䞋関垂菊川町は、氎が矎味しく空気が綺麗ずいうこずで玠麺菊川の糞の生産量が倚い町。

町内を流れる田郚川は別名菊川ずも呌ばれおおり、町名の由来にもなっおいる。

田郚川は朚屋川の最倧の支流であり、朚屋川の䞭流にはゲンゞボタルが生息するこずからも氎の綺麗さが䌺える。

児玉酒造は幎明治幎に創業。

珟圚も田郚川のほずりに蔵を構えおいる。

本酒は道の駅きくがわに立ち寄った際に賌入したが、あたり期埅はしおいなかった。

賌入から数日経った倕食時に開栓。

決しお濃いわけではないが、それなりに蚎求力のある米の旚味がベヌスになっおいお、仕舞の酞味が䞊手に流しおくれる。

地味な酒だが、埌口は旚い蟛口酒のそれず同じ印象だ。

繰り返しになるが倧した期埅をせずに賌入した。

しかし、このような玠朎で旚い玔米酒に出䌚えるから、蔵巡り酒販店巡りはやめられない。

 
 
 
◼️わかむすめ 玔米あらばしり無ろ過生原酒 ★★★
山口県山口垂 新谷酒造  円 原田酒舗山口県山口垂

 
䞭囜自動車道埳地むンタヌからすぐの所に蔵を構えおいるのが、本酒を醞しおいる新谷酒造だ。

幎昭和幎の創業で、代続く酒蔵ずの事。

平成幎には、高霢のため杜氏が匕退。

廃業も考えられたそうだが、代目蔵元は䞀人で酒を造る事を決意。

そしお、少量仕蟌みの四季醞造にたどり着き、珟圚に至る。

石高は確認できおいないが、本酒を賌入した原田酒舗に「日本䞀小さな蔵」ずの蚘茉があったぐらいだから、石未満だろう事は想像できる。

さお本酒は、あらばしりず蚀われるスペックの酒。

あらばしりには薄く濁っおいたりフレッシュで銙りが華やかなタむプが倚いが、濁りは確認できずフレッシュさや華やかさは感じられた。

味わいずしおは和菓子系の甘さを軜い酞味で流すタむプ。

以前「寅卯」で飲んだものスペック倱念は、ずおも甘い印象だったので、あらばしりのフレッシュ感が甘さを控えめに感じさせおくれたのではないかず感じた。

埌日、幎床ずタンク違いの物を飲む機䌚を埗たのだが、米感があっおなかなか良かった。

 
 
 
◼️波正しくは、さんずいに寿の花 䞊撰 ★
山口県宇郚垂 䞉井酒造堎  円 䞉井酒舗山口県宇郚垂

 
幎寛文幎創業の蔵元、䞉井酒造堎。

平成幎月日付の垝囜デヌタバンクの調べによるず、山口県内で番目に叀い䌁業である事がわかる。

ちなみに第䜍は亀屋補薬医療品小売で幎創業、第䜍は倧接屋醀油等補造で幎創業ずの事。

幎寛文幎に江戞に向かう途䞭の長厎奉行が床波沖で難砎した時に䞉井家に救われ、その恩に報いるため酒造免蚱が䞎えられたずの事。

お本酒は、JR床波駅の南偎付近にある䞉井酒舗で賌入。

本酒は糖類が添加された酒らしく、぀らい甘みが感じられる。

「山陜愛泉」ほどの甘さではないが、受け入れ難いフレヌバヌだ。

これがなければ蟛目の酒ずしおさっぱり飲めるのかもしれない。

床の熱燗にしおみたがニュアンスは倉わらなかった。

 
 
 
◼️癜鎻 特別玔米酒 広島八反 ★★★

呉垂安浊町 盛川酒造  円 石川酒店西区叀江西町

 
日本には軟氎の地域が倚いず蚀われおいるのだが、軟氎には発酵を促すカルシりムの含有量が少なく、軟氎で仕蟌む事はハンディキャップがあるず考えられおいた。

明治時代埌期になるず䞉接珟圚の安芞接の醞造家・䞉浊仙䞉郎が軟氎醞造法を発明した事で軟氎でも旚い酒を醞す事ができるようになり、その技術を孊んだ䞉接杜氏が党囜に軟氎醞造法を広めたず蚀われおいる。

本酒を開栓し、䞀口飲んで違和感を感じた。

どうしおりむンナヌの味がするんだろうか。。。

もう䞀口飲んで考えおみるず、どうやら独特のスモヌキヌさがそう感じさせたのかもしれない。

日本酒は䞍思議な酒で、花や果物、朚の銙りなど様々なフレヌバヌが楜しめるのだが、本酒や以前「酒がうず」で飲んだ倩宝䞀のようにスモヌキヌな酒もある。

嗚呌楜しい哉、日本酒の䞖界。

 
 
 
◼️Rir vin  ★★★★
長野県䜐久垂 千曲錊酒造  円 フレスタ安䜐南区山本

 
矀銬県ず隣接する䜐久垂は、長野県の䞭倮東郚に䜍眮する。

叀くは䞭山道ず䜐久甲州街道が亀わる土地で、宿堎町ずしお栄えたずの事。

浅間山麓に䜍眮し千曲川の恩恵を受け名氎の地ずしお知られる圓地に、幎元和元幎に創業したのが珟圚の千曲錊酒造だ。

米は䞻に長野県産の矎山錊を䜿い、氎は぀の井戞を䜿い分けおいるずの事。

本酒は有䜙幎の歎史がある酒蔵が送り出した発泡玔米酒で、䞀の蔵のすず音や五橋のねねなどず同じカテゎリヌに属する酒だ。

本酒はなかなか個性的で、乳酞系かなずも感じたが、フレッシュなリンゎのようにも思える酞味がずおも面癜い。

味が濃く酞味が匷いグラマラスな味わいだ。

アルコヌル床数はず軜いため、ラベルにはアペリティフ食前酒でず曞かれおいたが、個人的には、食埌にアルコヌルをもう少しだけ飲みたいシヌンでラむトに飲む䞀本ずしお良いず思った。

ラベルも瓶も飲み手の裟野を広げたい野心があわられおおり、奜印象な䞀本だった。

 
 
 
◼️鷹長 菩提もず ★★★
奈良県埡所垂 油長酒造  円 倧和屋酒舗䞭区胡町

 
蔵に぀いおは幎月の蚘事を参照の事。

本酒は倧和屋で、戊勝正宗や倩吹のピンクレディなどず迷いながらも賌入した酒だ。

油長酒造の酒は「颚の森」ずいう銘柄を皮類秋接穂・露葉颚・雄町ほど飲んだこずがあるが、印象ずしおは悪くない酒ず認識しおいる。

そんな蔵が醞した「菩提もず」ずはどんな具合だろうか、気になるので賌入した次第。

なお「菩提もず」ずは、宀町時代に菩提山正暊寺で創られた醞造法で、圓蔵以倖には岡山の蟻本店の菩提もずが有名だが、調べおみるず静岡県の杉井酒造杉錊・誉富士もチャレンゞされたようだ。

さお開栓初日。

䞀蚀で蚀うず甘酞っぱい。

日本酒床の酞床ずいうスペックで、実は賌入時には気付かなかった苊笑。

味わいずしおは乳酞系の甘酞っぱさを感じるが、糖の甘さが目立぀かな。

先日飲んだリ・ノァンずは異なる甘酞っぱさで、亀霢の八九の方が近いず感じた。

開栓日目。

甘さが少し枛退し、亀霢の八九にたすたす䌌おきた。

䞉日目以降は倧きな倉化はない。

 
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