日本酒

家で飲んだ日本酒(2016年11月)

日本酒
今月のお酒
■龍勢 純米大吟醸
■千福 純米大吟醸
■賀茂泉 純米吟醸
■酔心 純米酒

 
 
 
今月は、図らずも広島の日本酒のみ4本。

しかも全ていただき物という。

ありがたや。ありがたや。

この中では、久々に飲んだ賀茂泉が良かったです。

立春朝搾り以外は飲まなくなってたんですけど、改めて飲むときちんと旨いですね。

 
 
 
(評価は、なし~★★★★★まで。個人の好みで評点を付けています)

 
 
 
龍勢 純米大吟醸 ★★★
醸造元:藤井酒造(竹原市)

龍勢 純米大吟醸の 全体

親から千福とセットでもらった龍勢。

なぜにこの2本?と思いましたが、どうやら賞(2007年のIWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)のSAKE部門の金賞)を取った酒らしく、そういう触れ込みで販売されていたのかも。

そして、黒いラベルの純米大吟醸は、初めて。

さてさてどんな感じなんでしょうか。

軽く冷やしてから開栓してみました。

龍勢 純米大吟醸黒 ラベル

ほんのりと甘さを感じる香り。

裏に辛さが隠れていそうなニュアンス。

含むと、たおやかな口当たりで少しとろみが感じられます。

刺激は少なめ。

味は後追いで、キレイな米の旨味と辛さ。

そして、案外と酸が効いています。

二杯目以降は辛さが強くなり、旨い辛口酒という印象に。

飲みやすく、いやなところがありません。

さすがの金賞受賞酒といったところでしょうか。

龍勢 純米大吟醸黒 裏ラベル

 
 
 
千福 純米大吟醸 ★★ 醸造元:三宅本店(呉市)

千福 純米大吟醸 全体

真っ白い瓶に大きく蔵と書かれたラベルが印象的。

調べてみると2011年以降何度かモンドセレクションの金賞を取っているようです。

こちらも軽く冷やしてから開栓してみました。

千福 純米大吟醸 ラベル

香りはほとんどなし。

含みは辛く、酸が効いていてサッパリ傾向です。

千福にしては辛いなぁ。

と思いきや、二杯目以降はまったりとした旨さと甘さが際立ってきました。

下手をすると飲み飽きそうなテイストですが、ギリギリの所で甘さが消える絶妙さが印象的。

こういうところがニクイですよね。

千福 純米大吟醸 シール

 
 
 
賀茂泉 純米吟醸 ★★★
醸造元:賀茂泉酒造(東広島市)

賀茂泉 純米吟醸 全体

10年以上前に居酒屋で賀茂泉を注文して、酒好き認定された事があるんですが、今では渋い人認定されるかもしれません。

そんな賀茂泉が、立春朝搾り以外で我が家に来るのは何年振りでしょうか。

朱泉仕込みの純米吟醸、常温保管からの開栓です。

賀茂泉 純米吟醸 ラベル

香りイメージは辛さ。

含みは、賀茂泉らしさ満載で、米のふくよかな旨味が隠れてそうなニュアンス。

酸もきっちりと効いてます。

しばらく飲むと、甘さが出てきて、フルーティーとかそういうのではない甘さなのも良いなぁ。

一升瓶の多くが一晩で消えてしまいましたので、やはり酒好きが好きなお酒なのかなぁ(笑)

賀茂泉 純米吟醸 裏ラベル

 
 
 
酔心 純米酒 ★★ 醸造元:酔心山根本店(三原市)

酔心 純米酒

横山大観が愛したお酒、三原の酔心。

家で一本飲むのは久し振りです。

さてさて、どんな感じなんでしょうか。

こちらも常温保管からの開栓です。

酔心 ラベル

香りからは、一瞬だけ甘さの要素が感じられますが、すぐに辛さと酸味のイメージにチェンジ。

含むとすっきり系で、やや重さのある酒質。

辛くもあり、良薬にも似た苦味が僅かに感じられます。

下地にはきっちりと酸が敷かれているとは言え、最後に残る苦味がちょっと強いかなと。

酔心と言えば「ブナのしずく」を思い出しますけど、あの辺りと比べると辛口傾向が強く、質量を感じる酒質です。

ちなみに、この日の相棒は、フレスタで買ったちょっと良い刺し盛り。

相性は言うことなし。

やっぱり刺身には日本酒だよなぁ。

うん、うん。

酔心 裏ラベル

 
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