昨日、今日と一泊二日で沖縄に行っていた。
そして『山本彩香』を訪れた。
このお店の事を『沖縄の宝、いや、日本の宝と言い切ってもいい。』とまで言う方がいるのだ。
そりゃ、行くでしょ(笑
しかし、せっかく『山本彩香』に行ったのに、残念でならない。
僕の沖縄料理の経験値が低すぎて、打てば響くような反応が出来ないのだ。
自分自身が残念でならない。
自分の拙さを公開するようになるが、事実だから仕方がない。
ここの料理の印象は、月並みではあるが、洗練された素朴な料理。
飛び上がるほど旨いとは感じなかったが、しみじみ食べ続けたくなる料理群だと感じた。
また、誤解を受けやすい料理群だとも感じた。
虚心胆懐に味わえない人はこの料理群を批判するだろう。
「何だ、大したことないじゃん。」と。
僕は努力してこの料理群を理解するよう努めた。
そして、凄さの一端は感じられたと思う。
さて『山本彩香』だ。


早速、料理の概要を。
まずは『ゴーヤジュース』。
ゴーヤとリンゴの擦りおろしをオレンジジュースで割ったもの。
水や砂糖は加えていないそうだ。
ゴーヤの青くささが僕は良いと思った。

4か月かけて作られたという『豆腐よう』。
泡盛とチーズを合わせたような味わい。
ぜひお酒と合わせたい一品だ。
添えられた楊枝を使ってちびちびと食べ進める。

『太もずくの白和え』。
薄味の白和えに、もずくが合う。
さっぱりして『豆腐よう』の合いの手に良い組み合わせと感じた。

写真左から『田芋(水田でできる芋)』、『ゴーヤの揚げ物』、『ミヌダル』だ。
『田芋』は、揚げて砂糖醤油をまぶしている。甘過ぎず旨い。
『ミヌダル』は、豚の肩ロースに黒胡麻ペーストを乗せたもの。
豚は歯応えがしっとりしていて脂が少なく旨い。
黒胡麻とも合う。

『ゴーヤの揚げ物』は中をくりぬかずそのまま揚げて提供された。
外がカリッ、内側はフワッとして苦味だけではなく食感も楽しめた。
続いては『ゆし豆腐』。
木綿豆腐の型入れ前のものが『ゆし豆腐』だと説明していただいた。
上に梅肉と山芋、アーサ(本土では青海苔と言う)が乗り、鰹出汁の餡が掛かっている。
上品で薄味の中にも青海苔の香り、豆腐の味、梅肉の酸味が感じられて旨い。

次は、『どぅるわかしー』だ。
田芋がベースで、豚肉やグリーンピース、しいたけ等が入っている。
少し甘めの味付けが印象的。
この料理、いつまでも食べ続けたいと思える不思議な料理だ。

『ソーミンたしやー』も旨かった。
いわゆる素麺炒め。
島らっきょう、ねぎ、鰹節が具材。
醤油系の調味料で軽く味付けされている。

『味噌らふてーのグラー添え』。
甘めの味噌味で泡盛を強く感じさせる。
添えられているグラーは軟らかいシナチクのような食感。
グラーは沖縄でも珍しい食材らしい。

〆は『トンファン(豚飯)』。
ご飯、豚肉、ニンジン、椎茸を炒めたものに鰹出汁が掛かっている。
上品ながらも力強い一品だ。
隣は『間引きマンゴーの漬物』。
デザートみたいで楽しくいただいた。

デザートはこちら。
底にタピオカが敷いてあり、カニステルと言う沖縄のフルーツとパッションフルーツで出来ている。
ヨーグルトとマーマレードも使われているとの事。
少し甘めかな。

ここまで書き連ねてきたが、この料理群は沖縄料理の経験値が低いと感動が薄いはず。
実際、僕もそうだった。
でも料理群の素晴らしさは感じられたので、これからの経験の積み方で「あのとき食べた山本彩香の料理は凄かったよ!」と心から言える時が来るんだろうと思う。
とても稀有な経験ができて嬉しかった。
なんだかんだで、大満足である(笑
(2010.7)
■お店のデータ
山本彩香(やまもとあやか)
沖縄県那覇市久米1-16-13
0988683456
営業時間:12時~夕方まで?
定休日:毎週水・日曜日
コース料理5,250円
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コメント
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ハードスケジュールな沖縄
お疲れさまでした
うらまやし過ぎです(笑)
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二泊三日が良いですね。一泊二日はしんどいです。
でも行って良かったです。
ちなみに社員旅行でした。