獨楽２（和食・中区中町）

※2015.10閉店確認

中区中町の人気店『獨楽』。

移転後の初訪以来、仕事関係で２回訪れてはいますが、プライベートでは昨年１月以来の訪問です。

この日の僕の目当ては天然まいたけ。フェイスブックで入荷を知り、期待しての訪問です。



カウンター席に陣取り、突出３種と生ビールでウォーミングアップ開始。



この日の突出は、右から獅子唐とじゃこのたいたん・胡麻豆腐・芋のつる（？）の煮物。この中では胡麻豆腐の濃厚さと芋のつるのしゃきしゃきした歯ごたえが印象に残りました。



続いて、刺身の盛り合わせ１人前と戻り鰹のたたきが登場。



刺身は１人前なので、各種１切れずつ。

こういう時、我が家では喧嘩にならないようにじゃんけんで勝った方が好きなものを選ぶシステムを採用しております。

なので、刺身を前にじゃんけんしている男女がいたら僕たちだと思って下さい（笑）。



さてこの日の刺身は、鮪・穴子・鱧・鯛・蛸・夜鳴貝・秋刀魚・烏賊の雲丹乗せの８種。

偶数でよかったなぁ（笑）。

じゃんけんの結果、僕が穴子・蛸・夜鳴貝・烏賊の雲丹乗せをゲット。いずれも旨い刺身でしたが、特に旨かったのは夜鳴貝と穴子。

夜鳴貝の甘さにとろけ、穴子の香りにノックダウンさせられましたよ。

このレベルのものを食べる事、これも外食する意義の一つだと感じました。家ではなかなか食べられないですからねぇ。





鰹のたたきは案外とサッパリ。これはこれで旨いですが、少しの物足りなさも感じました。



鰹のたたきが出てくるのと前後して日本酒にスイッチ。写真には収めていませんが、メニュー外の「小笹屋竹鶴」大和雄町を常温で注文。

※メニュー外と言っても、メニューに「記載がないものもあります。」と書かれています～。

このお酒、もう少しガツンと来るイメージでしたが、この日いただいたのは柔らかい印象でしたよ。



こちらは、垰下（たおした）牛のコウネを炙ったサラダ。垰下牛って竹原の牛なんですね。



コウネは脂が少なく、まるで赤味の薄切りのよう。何も知らずに食べるとコウネとは思わないんじゃないでしょうか。



お酒は奈良県の「風の森」露葉風（つゆばかぜ）７０を追加で。

大和屋酒舗で購入して自宅で飲んだ時には、苦味が強くて飲みこなしにくいなぁと思いましたが、こちらでいただくとまろやかです。

先の竹鶴と言い、不思議だなぁ。。。



追加注文した料理が出てきました。猪の焼き物と穴子の塩焼きです。



猪は冷凍物かどうかは聞き忘れましたが、いずれにしても甘辛いタレと相まってかなりの旨さ。臭みは全くなく、さらりと溶ける脂が良いですねぇ。





穴子は刺身が旨かったので、焼き物でもと思い注文。

もう、ね、笑いが出るくらい旨いですよ。引き締まった身質と鼻に抜ける香り。

この香りは何と形容したら良いのでしょうか。何とかして伝えたいんですが、言葉が浮かびません（苦笑）。



途中で薄めのハイボールで一休みし、秋田県の旨い日本酒「雪の芽舎」を注文。


※これだけは写真を撮ってた。

今までの飲んだ雪の芽舎は濃醇でしたが、これはもっとトーンを落とした品のある旨味がベースでした。



天然まいたけの天ぷらと出汁巻き玉子。





天然まいたけの香りは思ったほどではありませんでしたが、茎の部分のしゃきしゃき感が楽しい一品。

出汁巻きは〆近くに食べてホッとしたい一品ですので、丁度いいタイミングでの登場でした。



〆は白ごはんと味噌汁。ですが、味噌汁の写真無し。。。



ご飯は新米を羽釜で炊いたんだそうで、もちもちの食感と米の甘みが十分に楽しめました。



そして妻はパスタ（苦笑）。



せせりのバジルソースだったでしょうか、これがなかなか旨いパスタでしたよ。

最後にアイスクリームをいただいて終了。



少しお代は高く付きましたが、満足でした。

この日の収穫はご店主のお顔を初めて拝見できたこと。とてもお忙しそうでしたので話しかけませんでしたが、帰り際に少しご挨拶ができました。

次回以降チャンスがあればカウンターで少し話ができたら良いなと思います。

ごちそうさまでした！！！！

（2012.9）


■獨楽の訪問記
・獨楽(2011.1)


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