3月19日(金)に、ホンネの殿堂(フジTV系列 毎週金曜日19:57~)というTV番組を見た。
フジTVのウェブサイトによると、ホンネの殿堂とは『今、世間をにぎわせている事象をテーマに国民アンケートを実施!その答えをきっかけに島田紳助が芸能人、国民のホンネを掘り出し、斬りまくる!!』という内容だそうだ。
この日のテーマは確か「ニッポン全国ありえへん食べ物大賞」的なものだったと思う。
芸能人が日本各地のありえない食べ物を紹介して、そのうちのいくつかをスタジオで食べるという流れ。
「ありえへん」というのは美味しすぎても、不味すぎても、どちらでもOK。
多分『ありえへん大賞』とかって決めたんだと思うけど、忘れてしまった(苦笑)。
この番組で紹介された食べ物でいくつか気になる物があった。
ホヤもち
岩手県一関市のレストランで提供されているとの事。
「お餅」に「ホヤ」を乗せた食べ物。
「ホヤ」は広島の「どんだべ」という東北の食材を味わえるお店で2度いただいたが、ホヤ独特のにおいが苦手で食べられなかった。
※「ばくらい」はホヤとこのわたのダブルパンチで、さらに苦手な食べ物。
スタジオでの試食で「餅がホヤのにおいを消しているので美味しい。」と言われる方がいたが、僕にはダメだろうなぁ。
ウニおにぎり
これも岩手県。中村屋という料理屋で提供されているとの事。
これは美味しそうでした。
あわびの貝殻にムラサキウニを乗せて焼く。地元のお米「金札米」に焼いたウニを混ぜ込みおむすびにする。
出来上がったおむすびの上に、さらにウニを乗せて出来上がり。
自分でかいた文章を読むだけでよだれが出てきそう(笑)。
他にもたくさん出てきたが、最もインパクトがあったのは「鯛ぜんざい」。
えぇ、そうです。
「鯛焼き入りぜんざい」ではなく「真鯛が入ったぜんざい」です。
確か、高知県南国市の個人宅で食べさせてもらっていた。
郷土料理なんだそうです。
作り方は、
真鯛を4時間煮て鯛の出汁をとる。
鯛の出汁を使ってぜんざいを作る。
ぜんざいの中に煮込んだ真鯛を入れる。
かまぼこを散らす。
で、完成!
「くさいんじゃないかなぁ~。」と思って見ていたら、その通りの反応だった。
う~ん、不思議な組み合わせだなぁ。好奇心からだが、一口だけ食べてみたい。
僕は、先人たちを「偉いなぁ」といつも思っている。
なまこを最初に食べた人は凄いし、きのこ類も片っ端から食べただろうから、中毒でたくさんの人が亡くなっていると思う。
おそらく人類は、今に至るまで食べた事がない物はないのでは。
食べて美味しかった物や体のためになった物だけを、僕たち現代人は口にしているはず。
このように、われわれ人類は食物に関して淘汰と改良を繰り返してきたはずなのに、なぜ鯛ぜんざいが生き残っているんだろうか(笑)。
不思議だなぁ。
※地域の特性じゃん!といわないで。そこで話が終わってしまいますがな(笑)。
※鯛ぜんざいを紹介しているサイトがありました。こちらへどうぞ。
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