さて、6回目となる今回は、スウェーデンの『クロップカーカ』に挑戦。
この料理は、簡単にいうと「スウェーデン風肉まん」です。
じゃがいもが主食、寒い気候のおかげで盛んな保存食。
これらの要素が、この料理を生んだと言っても言い過ぎではないでしょう。
多分(笑
さて、スウェーデン王国は、ほとんどの方が名前をご存知でしょう。
北欧はスカンジナビア半島に位置する、南北に長い国。
寒い印象がある国ですが、セントラルヒーティングが普及しているので、室内の温度は年中同じなんだとか。
過ごしやすそうでいいですね。
※ストックホルム(だと思う)
■材料
じゃがいも550g
片栗粉60g
卵黄2個
バター40g
塩豚バラ210g
玉ねぎひと玉(今回は葉玉ねぎ。小さいので3つ)
オールスパイス小さじ1
参考にしたレシピ
スウェーデンハウス公式サイト
■調理(所要時間1時間)
皮を剥いたジャガイモを茹でる。
しっかりと潰して冷ます。
塩豚バラと玉ねぎは1センチ幅に切って、バターで炒める。
火が通ったらオールスパイスを混ぜ込んで冷ましておく。
潰したジャガイモに焦がしバター・片栗粉・卵黄を加え、手でしっかりと混ぜたら少し置く。
丸めた生地で具材を包む。
6分程度茹でたら完成!
■実食
生地は一瞬もっちりとしていて、口の中でさらさらとほどけていく。
マッシュポテトらしいほどけ方。
具材は、塩豚バラのほのかな塩気があるものの、ちょっと物足りない印象。
本場ではコケモモジャムを添えるんですが、なかったので醤油とバルサミコ酢を軽く煮詰めたソースとレモンで食べてみました。
どちらも合わないわけではない。でも、ベターではない。具材がもっと塩気があれば違った感想になったのではないかと感じました。
塩、大事。
■調理して分かったこと
ひとつひとつが大きすぎたことが一番の反省点。
もう少し小さくしておけば生地が薄くできたのではないか、薄ければもっと美味しく感じたのではないか。
あくまでも仮説ではありますが。
また、生地がくっ付きやすく破れやすいので、包むのに少し苦労しました。
具材は、度々書いていますが塩気が足りませんでした。
塩豚バラに遠慮しすぎましたかね。
さて、世界各国の料理にもそろそろ飽きてきたので、このシリーズはここまでということで。
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