以前、本醸造を飲んだときはまずまずの印象だった伝心。
今回は生詰の純米原酒を味わってみることに。
※巻かれた紙を取ったところ。
香りは、ほぼなし。
旨味はグッと乗っていて、のどの入口辺りをピリリと刺激する辛さもあり。
切れもなかなか良いですね。
しかし、濃く強い酒ですので、杯を重ねると疲れを感じ始めます。
これと合わせたのは、鶏皮ポン酢。
我が家では、「揚げ焼き」と「茹で」の2タイプ作るんですが、今回は「揚げ焼き」のほうで。
皮目を下にしてフライパンに敷き詰め、弱火でじっくりと火を通していきます。
脂が出てきますので、それを利用してこんがりと揚げるように焼いていきましょう。
最後だけ火を強めてカリッとさせますが、慣れないうちは焦がさないように気をつけて下さいね。
ポン酢は6:4くらいの割合で出汁と割ります。
このままだと色合い的に寂しいので、ブロッコリーのスプラウトで飾りを。
青ねぎやシソでも良いと思います。
さて、お酒の方は開栓1週間後。
全体的にスリムになりました。
旨味がしっかりとある、飲みやすいお酒。
これなら疲れることはないでしょう。
一升瓶を買ってゆっくり飲むと、もう少し変化がありそうですね。
■本酒のデータ
醸造元:一本儀久保本店(福井県勝山市)
精米歩合:65%
アルコール度数:18度台
使用米:越の雫
価格:1,404円
評価:★★★
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