※2022年12月 閉店確認
-ちょっとひねってる-
ホテル・和食・リバービュー。
それなりに店の雰囲気もいいですし、ロケーションもよし。
ホテルサンルート広島最上階の『吉水(きっすい)』は、オフィシャルっぽいシーンでも使い勝手がいいんです。
今回は、義母の25回忌法要後の会食の場として使わせてもらいました。
先附と前菜。
左は嶺岡豆腐というらしく、僕は初体験。
つるるんとしていて、もちもち。
調べてみると、牛乳を固めて作った料理なんですって。
ちなみに、黄色いのは筍、緑のソースはメロン。
アサリも使われています。
メロンは「?」でしたが、初めての嶺岡豆腐、堪能いたしました。
前菜。
この中では、鯛の時雨煮春菊ソース(器に入ってて見えない)と道明寺手まり寿司が良かったです。
造りとして出てきたのは、鯛の和風カルパッチョ。
酢と油を乳化させたソース、豊富な香味野菜。
鯛単独ならわさびを乗せて。
香味野菜を巻いて食べたり、甘酸っぱいイチゴと合わせても。
いくつもの食べ方が出来て楽しいひと皿でした。
炊き合わせは、ありそうでなかった蒸篭蒸し。
ヒノキの蒸篭をセットして、過熱すること10分ほど。
隙間から吹き上げる湯気からヒノキの香りが感じられ、鼻でも楽しむことができます。
中身はもみじ豚のバラ肉で、白菜と新玉ねぎを敷いています。
これらは酸っぱめのポン酢で。
※木のクギかな?
焼物はサーモン。
幽庵焼きのような、ちょっと甘辛テイストのサーモン。
上に乗っているのはツナとマヨネーズの和え物かな?
全体的にちょっと脂が強いですけど、ピンクペッパーの華やかな香りが救ってくれます。
揚物はさつま揚げ。
外はこんがりかりっと、中はふんわり。
口の中で消えるタイプのさつま揚げ。
塩が添えられていますけど、味付けが元々強めなのでレモンをサッと搾るに留めてみました。
〆のご飯物は野菜寿司。
留椀はアラ出汁の赤味噌汁。
野菜寿司は、何もつけずにそのままで。
春野菜は季節感があっていいんですが、しゃりが柔らかくてねっとり。
砂糖も酢もかなり強めです。
シャリの味付けやねっとり加減に意図を感じるものの、ちょっと変化球かなぁ。
最後に羊羹が出て、終了。
最後の野菜寿司はちょっとと思いましたが、その他はいい内容だったと思います。
また、何かの折に使わせてもらいましょ。
ごちそうさまでした!!
(2017.4)
■吉水の訪問記
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