弥生通りの一本裏。
昼間通るとどうってことない裏通りですが、夜は暗がりが少しだけ怖い。
ホルモン料理店の利根屋は、そんな場所にひっそりと佇んでいます。
この日は珍しく親父さんが不在。
奥様と思われる女性ともう一人若い女性のお二人がお店を仕切ってらっしゃいました。
※善吉(立ち飲み屋さんです)のマスター曰く「飲みに出たんでしょう!」との事(笑)。お二人はお知合いなんですって。
開けっ放しの入口をくぐるとL型カウンター席の奥側に座るよう指示されました。
あ、エアコンの真下だ。
嬉しい心遣いだなぁ。
以前来た時よりも店内が綺麗になった気がします。
ピカピカの鉄板にピカピカのカウンター。
この手のお店を綺麗に維持するのは大変でしょうねぇ。
まずは生ビールを。
フリーザーから凍ったジョッキを取りだしてビールを注いでくれます。
「冷え過ぎは旨くない」と仰られる向きもあるでしょうが、仕事終わりの暑い夜はキンキンに冷えたビールをグビッと飲みたいじゃないですか(笑
利根屋のメニューは鉄板の上でホルモンや肉を野菜とともに炒めて提供するスタイル。
酸味の立った味噌ダレにつけて食べ進めます。
※この味噌ダレが旨い!
アブラ(小腸)550円、ハチノス600円、白肉600円からスタート!
アブラがぷりぷりで旨いです。
ハチノスと白肉は香りと歯ごたえが良く、味噌ダレの酸味も手伝ってグイグイ食べてしまいます。
続いてセンマイ550円、ギアラ(胃袋)600円を追加。
アブラをおかわり。
センマイが特筆する旨さ。
臭みはないし、幅広に切られているのでその旨みを堪能できます。
〆にコウネ丼600円とホルモン汁400円を。
※ホルモン汁は1人前を2つに分けた後の写真。
ホルモン汁は利根屋の名物料理。
醤油ベースのツユに豆腐、青ネギ、ホルモン、唐辛子が入っています。
お酒の後の暖かいスープって、どうしてこんなに美味しく感じるんでしょうね。
コウネ丼はご飯の上に青ネギ、コウネ、目玉焼きが乗っています。
焼肉のタレ系の甘辛いタレと白飯の組み合わせは悶絶する位の旨さ。
「玉子を潰して食べると美味しいわよ」と言われましたので早速実践。
半熟をイメージしていたのですが、黄身が焼固まっていた事を少し残念に思ったのは、ここだけの秘密です(笑
久々の利根屋、満喫しました。
このお店は暑い盛りに訪れて、冷房がほとんど効かないカウンターで、料理をハフハフしながら冷たいビールを飲むのが僕の楽しみ方。
夏の内にもう一度訪れたいなぁ。
美味しかったです。
ごちそうさまでした!!!
(2010.7)
■お店のデータ
利根屋(とねや)
広島市中区銀山町15-1
0822451924
18~24時 日・祝は17~24時
定休日:毎週火曜、第三月曜
アブラ(小腸)550円 白肉600円 ハチノス600円 センマイ550円 ギアラ600円 コウネ丼600円 ホルモン汁400円 その他、ヤサキ・カルビ・骨付きカルビ・牛ロース・豚ロース・ホルモン・キムチ等。レバーやセンマイの刺身もあるが訪れた日は提供なし。
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