出雲そばの『大黒屋』。
中区銀山町が本店で、広島駅前の再開発エリアにも支店?がありました。
確か、「純喫茶パール(未訪・閉店)」の隣だったでしょうか。
入店前に店頭のメニューを見てみると、各種そばの定食や丼物との合わせ技も。
中に入ると、黒やグレーが中心で暗めの内装と、ほぼ満席で賑わう店内の活気のコントラストが面白く、入口付近のカウンターに腰掛けた後、つい見入ってしまいました。
注文したのは、そば定食。
注文後すぐに、小鉢2と漬け物が乗ったお盆がカウンターの向こうから手渡され、その少し後に白ご飯が供されます。
周りのお客は、そばが出てくるまでのつなぎとして、小鉢とご飯を楽しんでいるみたい。
しかし僕は、写真撮影の関係上、そばが出てくるまで待ちましたが(苦笑)。
白ご飯の提供から2~3分後、待望のそばの登場です。
そばのツユは色が濃く、甘さと醤油が立っているような見た目です。
実際に飲んでみると、まずは甘さと醤油の風味が感じられますが、甘さはふわっと口の中から消えます。
色の割にはクドさもしつこさもなく、味の切れが良いツユという印象です。
そばは色が濃い目で、ガシッとした食感。
喉で楽しむと言うよりも、しっかりと噛んで楽しむそばなんでしょうね。
小鉢は、はんぺん&ちくわと切り干し大根の甘辛煮。
どちらもご飯のおかずには不足がありません。
ふと前を見上げると店宛のメッセージが書かれた山下清画伯の色紙があって、1962年との記載が。
その当時から営業していると言うことは、創業から50年超の老舗なんですね。
知らんかった~。
メニューを見た感じでは、蕎麦前も楽めそう。
もし訪れることがあれば、こちらのお店で扱っている出雲富士(日本酒)とちくわでスタートしてみたいと思います。
ごちそうさまでした!!
(2014.4)
※ちくわは、あごの野焼きというものだそうです。僕は結構好きだなぁ。
■お店のデータ
大黒屋
広島市中区銀山町5-3
0822410847
11~15時
19~翌2時
定休日:日曜日(祝日は不定休)
■その他の飲食店記事はこちらからご覧いただけます。
■ 所在地別飲食店リストはこちらご覧いただけます。
コメント