※閉店
間違いなく旨いと思える一杯を渇望していた僕は、久々の「國松」へ。
「汁なし担担麺飽きちゃった」と発言して以来、封印しておりましたが、そろそろ禁断症状が出て来た模様でして。
汁なしの4辛に小ライスを~、となる所だったんですが、12時を前にして既に行列が。。。
ここで時間を掛けて待てる程の余裕はありませんので、あえなく断念いたしました。
残念でしたが、繁盛されているのは嬉しいことです。
そういう事もあるだろうと思い用意していた次の矢は、同じ八丁堀にあるラーメン店『月月亭』。
未訪店のため「間違いなく旨い」かどうかは分かりませんが、八丁堀エリアでの新規開拓が滞っておりますので、これを機会に訪れた訳です。
お店の場所は、「パークレーン」の近く。
メインのバス通りの一本裏(東)に該当する通りにお店がありますが、こちらは「ますゐ」「はまもと」「喜八」「粋人(未訪)」「台湾亭(未訪)」「竹馬(SPROUT CAFÉ・未訪)等、様々な飲食店がひしめくエリアの一角です。
競合厳しい中での営業ですが、果たしてどんな一杯と出会う事ができるのでしょうか。
お店の前に立ち、ふと思い出しましたが、ここは鶏足を出していた「吉招」の跡なんですね。
いつなくなったんだろ。。。
我に返り中に入ると、お店自体の箱は小さく、途中でクランクしたカウンターのみで、席は8つほど。
お店の切り盛りは女性がお二人でされているようです。
メニューはシンプルで、尾道中華そばの並と大盛り。そして、セット物。
この他には、カウンターの上に鉢に入った料理が2種類。
この日は小松菜や卵の料理で、一皿100円で食べられるようでした。
僕が注文したのは、尾道中華そばの並でごはんセット。
自席前にあったおすすめの食べ方を見て、僕も試してみようと思ったのがその理由です。
そう言えば、「麺は細麺と太麺から選べます」と言われましたが、お店のおススメがよく分からず、無難な細麺をチョイスしてしまいました。
注文後、すぐに供されたのは小さな茶飲み椀に入った野菜サラダです。
サニーレタスと水菜がメインで、すりおろした玉ねぎを使った和風ドレッシングが掛けられています。
量としては少ないですが、野菜が摂れるのは嬉しいですね。
続いて、注文から3分ほどで本丸の中華そばが出てまいりました。
あら、ナルトがかわいい(笑
丼からは鶏と思われる香りがふんわりと立ち上がってきます。
具材は、刻み青ねぎ・チャーシュー・メンマ・ナルト・背脂という布陣で、麺は端正な細麺。
まずはスープをいただいてみますと、鶏・煮干・味醂などが感じられる醤油スープで、しかと旨味を感じます。
続いて麺をすすると、コチンと芯が残る細麺にスープがまとい、少し強めの塩分が口の中で踊ります。
これは白ご飯との相性が良さそうなスープではありませんか〜
難点を言えば、僕にはちょっと油が多いこと。
しかし、カウンター上の水差しにはカットされたレモンが沈んでおり、口をさっぱりさせるためのレモン水が用意されています。
ラーメンのレベルから推察するに、これは「素敵な配慮」でしょう。
チャーシューは豚のロースでしょうか。
油の多いスープだけに脂身の少ないロースのチャーシューは、レモン水同様に計算された結果と理解しております。
麺と具材を食べ終えたら、スープを白ご飯に掛け、刻みのりを掛けていただいてみました。
こちらは想像の範囲内。
こぢんまりとしたお店ながらも、なかなか旨い一杯を出す『月月亭』。
中区吉島からすぐ近くに「海風堂」が移転してまいります。
思い切り影響を受けるかもしれませんが、個人的には、「上海総本店」等も巻き込んで、界隈のラーメンが盛り上がると良いなと思っています。
ごちそうさまでした!!!
(2014.2)
■お店のデータ
月月亭
広島市中区八丁堀13-3
0822271650
11~17時
※土曜日は、~15時
定休日:日・祝
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