今回訪れたラーメン店『臥龍』は、ミシュランガイド広島の中で「ビブグルマン」として紹介されたお店。
3,500円以下のおすすめ店というカテゴリーなんだそうでして、広島版では49軒が掲載されています。
僕が行ったことのあるお店で言いますと「あんべぇ」「むろか」「伍楽」「二毛作」「山人」「鯛の鯛」「田心」などが取り上げられていますが、そんな中に紹介されたラーメン店の1つが『臥龍』です。
個人的には、「そんなお店あったっけ?」という印象で、西方面に住んでいる友人たちは驚きをもって受け止めていたように感じました。
「一度は行ってみなきゃね」と思いながらも、訪問したのは12月31日の事。
実は狙っていた五日市のラーメン店が年末のため休業でしたので、こちらに訪問した訳です。
お店の場所は、廿日市市串戸の宮島街道沿い。
西広島バイパスを木材港方面に下り、宮島海道で右折した先にお店が見えてきます。
近くにはセブンイレブンがありますので、目印にすると良いでしょう。
敷地内に数台ある駐車場に車を停め、入店。
客席は、6席ほどのカウンターと4~5卓ほどのテーブル席、そして座敷にも2卓あったでしょうか。
中規模のラーメン店で、厨房3・ホール2の5人体制。
僕が入店したのは11時45分頃で、12時を過ぎるとどんどんお客が増える繁盛振り。
ミシュラン効果はすでに薄れているでしょうから、それ以前から人気があったお店ということなんでしょう。
メニューです。
ラーメンは豚骨ベースで、ノーマル・濃味・激辛・味噌の4種類。麺の固さはバリカタ~バリヤオの5種類から選べるみたいです。
僕が注文したのは濃味トンコツラーメンで、妻はノーマルと餃子を。
卓上には、トンコツラーメン店らしく紅生姜や辛子高菜の入った容器が置かれており、その他には餃子のタレ・ニンニク・胡椒・ゴマなどの味変アイテムがズラリ。
初めてのお店では辛子高菜や紅生姜は後で食べることにしていますが、好物を目の前にしての「おあずけ状態」は空腹時には辛いですなぁ(苦笑)。
まず出てきたのは餃子です。
出て来た餃子は、博多名物と言われる「一口餃子」。
野菜の主役はキャベツでしょうか。やや甘みのある餃子で、個人的には好きな部類です。
こちらは、少し間をおいて出て来た濃味トンコツラーメン。
スープの色は標準的なトンコツラーメンの色をしており、具材は卵・太もやし・チャーシュー・青ねぎという布陣。
ニンニク香る豚骨スープは、少し塩気が強めです。そして、ゼラチンが強いわけでもなく、骨粉っぽさもなし。
だからでしょうか、濃味と銘打っているわりには濃さは感じませんでした。
妻が注文したノーマルと飲み比べてみても、僕の舌では大差ないように感じましたが、ま、僕の舌はそのレベルと言うことなんでしょう(苦笑)。
麺は茹で加減普通で。
適度にザクザク感のある細めのストレート麺で、これはなかなか良かったように思います。
総じて、マイナス点の少ないトンコツラーメンという印象。
「ぜひ再訪を」という惹きの強さは感じませんが、あの界隈で食事したいと思ったら候補に挙がるお店ではないでしょうか。
ごちそうさまでした!!
(2013.12)
■お店のデータ
臥龍
広島県廿日市市串戸2-8-15
0829323019
11:00~23:45
年中無休
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