※2020年6月 閉店確認
アルパーク東棟3階の『アルカフェコナミ』に、2年4ヶ月振りに訪問。
自宅近所の韓国料理店「花亭」への初訪問も検討したんですが、そいやしばらく行ってないよね、と思い出しこの度の訪問となったわけです。
入店しメニューを見るといくつかのコースやセット物がありましたが、久々の訪問ですのでアラカルトで注文する事に。
とりあえず何品か注文し、出てくるまでの時間はサッポロのエーデルピルスと共に過ごしました。
注文から数分後、まずは前菜の盛り合わせが。
左から順に、カルパッチョ、キッシュ、レバーパテと並んでいます。
カルパッチョは、真鯛自体の脂が少し気になりましたが、さっぱりと効かせた柑橘系の酸味のお陰で、そこそこ旨く食べることが出来ました。
キッシュは石見豚のベーコンとブロッコリーを使っているとの事。
生地部分がさっくりホコホコで、なかなかの旨さ。
キッシュは出来がいいと言われていましたが、まさにその通りの一品だと感じました。
パテは鶏の白レバーがベースで、スパイス感あり。
白レバーのコクとスパイスの香りは相乗効果を招いており、これもなかなか旨かったです。
キノコと鶏のサラダ。
鶏はサイコロ状の胸肉で特に珍しくはないんですが、キノコはかきのき茸と呼ばれ僕は初めて食べました。
色はなめこで見た目は太いえのき。
実際に食べると、ジャキジャキとした歯ごたえが心地よく旨いキノコでした。
牛タンのカルパッチョ。
10年以上前、足しげく通っていた頃からの定番メニューです。
この日いただいたのは、以前と比べると一味か二味多い気がしましたが、懐かしい味わいであることには変わりありませんでした。
目玉焼きが乗ったデミグラスハンバーグ。
ハンバーグ自体は「ステーキとおる」のようなふわ柔系とは異なり、肉肉していて食べ応えがあります。
デミグラスソースは黒と表現しても良いほどの色濃さですが、案外さっぱりとした味わいでなかなかの旨さ。
調子に乗って丹波産仔イノシシのソテーを追加。
とても引き締まった身質で、特有の脂の旨さは少なかったものの旨いイノシシだったと思います。
締めは、シソと鶏胸肉とガーリックのパスタ。
オイルにガーリックの香りがしっかりと移っていて、旨いパスタでした。
いただいたワインは、シャトー・ド・サン・コムと言ったでしょうか。
メニューの説明文に「デキャンタすると香りが開く」と書いてありましたので、注文してみました。
抜栓後すぐにグラスに注いだものと、デキャンタしてしばらく置いたものでは、口当たりのまろやかさが違うのかなと。
香りは開くというよりも、むしろ落ち着いたような気がします。
飲み口としては、渋くなく甘くなく少し濃い目の赤ワイン。
なかなか旨かったと思います。
今回感心したのは、サービスの男性。
お客との距離感の取り方が上手く、料理やワインの知識も豊富。
スッと話しかけてきて説明をしてくれるのが、個人的にはいい塩梅だなぁと感じました。
訪れたのは平日の夜。
前客0後客1という寂しさではありましたが、個人的にはゆっくりと料理と接客が楽しめました。
価格は抑え目ですので、比較的気軽に訪れることが出来るお店です。
イタリアンに飽きたらフレンチ(と標榜されている)の『アルカフェコナミ』も良いかも。
ごちそうさまでした!!!
(2013.1)
■アルカフェコナミの訪問記
・アルカフェコナミ(2010.7)
・アルカフェコナミ2(2010.8)
・アルカフェコナミ4(2017.8)
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