広島県内の酒蔵のお酒は一通り飲んでみる。
これが今年立てた目標の内の一つです。
今のところ順調にこなしてきていて、この目標を宣言してからは、大号令(熊野町・馬上酒造場)・小泉(西区草津東・小泉本店)・三吉正宗(福山市・アシードブリュー)・山陽愛泉(安芸高田市吉田町・板岡酒造場)などを飲みました。
まだ飲んだ事がない広島県内の酒蔵は、残り7蔵かな?
さて今回は、その内の一つである「三段峡」(山県郡戸河内町・川本英介)のお話です。
先日参加した「らくだ厨房」での飲み会で、僕の目の前に座った五庵さん(旬遊などのライターさんで、僕よりもマニアックな方)と話をしていた時に、「三段峡は戸河内の道の駅に売ってますよ。」という情報をゲット。
6月初旬の梅雨の合間の晴れの日に、ドライブがてら戸河内町まで行ってきました。
西区の自宅を出て、五日市を経由し湯来町へ。トイレ休憩を取るために「湯来ロッジ」や「湯来交流体験センター」がある場所に到着、というか偶然漂着。
ここでは面白いポスターを発見しました。
湯来町でチョウザメを養殖しているなんて知りませんでしたよ。
帰宅してネットで調べてみると、キャビアの購入はもちろん、チョウザメの刺身などが食べられるランチセットや観賞用のチョウザメが販売されている事が分かりました。
これは機会を作ってお昼に訪れてみなくてはいけませんねぇ。
さて休憩の後は、湯来温泉の温泉街を抜け、戸河内IC付近にある道の駅「来夢とごうち」にやって来ました。
入口の横で綺麗な花が販売されていましたよ~。
おっと、お花見学は程ほどにして、いざ入店!
・・・
ん?
何か様子がおかしい。
売店の電気が点いてない(汗)。。。
情報コーナーにいらした職員の方にお聞きすると、何とこの日(火曜日)は定休日との事orz。。。
「地酒コーナーを見に来たんですけど・・・」と伝えると、「領収証は出ませんが、それでも良ければ。」と言って下さいました。
何とお優しい!ありがとうございます!!
こちらが地酒コーナーです。照明が消えているのでちょっと暗い(苦笑)。
棚の上には、「八重の露」と今回のお目当て品「三段峡」があります~。
「他のスペックってあるのかなぁ。」何て考えていたら、先ほどの係の方が、「川本酒店(三段峡の販売者)に行ったらいろいろな種類がありますよ」「場所はここですよ」と教えてくださいました。
重ね重ねありがとうございます!!
道の駅を後にした僕たちは、益田市方面に向かいました。
トンネルをくぐり一つ目の信号を左方向へ。すると、程なくして川本酒店に到着です。川本酒店の斜め前にある「セリエ戸河内」というお店が目印になります。
※小さく「三段峡」の看板が出ているだけですので、見落とし注意です。
対応に出てこられたのは、メガネを掛けた気の良いおいちゃんって感じの方。この方が川本英介さんでした。
お話を伺ってみると、以前はご自身でお酒を造られていたそうなんですが、今は北広島町の蔵に造りを委託しているとの事。なので、後ほど出てくるお酒のラベルには「販売者」と書かれているんですね。
店内の様子。
懐かしの琺瑯(ホーロー)看板。
販売されていたのは、上撰、にごり酒、原酒の3種。この中で上撰だけが糖類無添加でしたので、300mlの物を1本購入しました。
帰り際に気付いたのですが、セリエ戸河内って酒蔵を再利用したと思われる外観です。おそらくは川本さんのとこの酒造場跡を再利用されたのではないでしょうか。
購入した翌日、晩酌で飲んでみました。味の詳細は別の記事に譲りますが、冷やしてこそのお酒と言う印象でしたよ。
酒蔵(販売所)を訪れ、その周辺の歴史や文化に触れる。短時間の滞在ですし、ほとんどがアポなしでの訪問ですので得るものは決して多くありませんが、とても楽しく貴重な体験をしているなぁと感じます。
残すところあと6蔵。この先、どんな出会いが待っているのか、楽しみです。
※酒造組合に加盟していない蔵で現存するものがありましたら、是非、情報をお寄せください。
■販売所のデータ
川本酒店
広島県山県郡安芸太田町戸河内469
08626-8-2618
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