そもそもの発端は、僕の好きなカレーやハンバーグが我が家の食卓に上らない事だった。
だって、妻が嫌いなんだから仕方がない。
※最近、カレーは大丈夫かもと言い出しているので、一度食べに行ってみようと思ってはいる。
まぁ、それ自体は別に良くって、たまに食べたくなった時は外で食べるようにしていた。
でも家でも食べたいなぁ。。。
そんな下心(!)があって、ある提案をしてみた。
「毎週水曜日(僕の休みの日なんだが)の夕食はお互いが好きなものを作って食べよう。」と。
ありがたいことに、妻は快諾。
スタートしてから何週間か経っているが、しばらくはこのやり方で過ごしてみようと思っている。
ちなみに初回はカレーとハンバーグ。
そりゃそうだ、これらが家で食べたくて提案したんだから。
カレーは、アバンセで購入したラーダカレーを使ってチキンカレーを作った。ハンバーグは焼くだけのもの。
ちょっと手抜きだったけど、自分が作ったんだから、まあ満足だ。
前回は安佐南区の三次きん菜館で菜の花や土筆、カンゾウ菜を買って何品か作ってみた。
土筆や菜の花はお浸しと塩焼きそばの具に。カンゾウ菜は酢味噌和えと塩焼きそばの具と豚汁に使った。
土筆の下ごしらえを妻が手伝ってくれて、夫婦並んで流しの前で「はかま」を黙々と取った。
ビジネスでは「非効率は悪者」「生産性を高めろ」と言われて久しいし、料理なんかも「手軽で簡単に」というキーワードの元、作る手順が簡略化できる商品が出回っている。
我が家も共働きの時期があったので、手軽で簡単に作れるものはとても重宝した。
土筆の下ごしらえって、掛けた時間の割にはたいした量ができない。
非効率、低生産性の最たるものだ。
僕自身、数年前まではそういったものは嫌いだったし、時間をいかに効率よく使うかという観点で生きてきたように思う。
でも、土筆のはかま取りって、やってみると案外いやじゃない。むしろ、時間を使ってゆっくりと食事の準備をするのって、贅沢な事だなと感じた。
せせこましさが増していく一方の世の中で、のんびり「はかま」を取ってみると、少し心が洗われたような気がした。
こういう時間の使い方、あんなに嫌いだったのに(苦笑)。
一つ、大人への階段を上ったってことなのかな、と理解してみましたが、いかがでしょうか?
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コメント
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カレーで“香辛料が苦手”と言うのなら別ですがカレールーの脂っこさが苦手というのなら市販のルーを使わないカレー粉で作る和カレーがお勧め。
肉を使わず具は玉ねぎ、椎茸などのキノコ類(出汁が出る)、人参、竹輪、厚揚げ、油揚げ。
とろみは納豆を使って、カレー粉も控えめ。
イリコや鰹、昆布で出汁を取る。干し椎茸があればそれを使ってもOK。
食べても一切胸焼けしません。
翌日の胃にも優しい。
どうしても肉が欲しい場合はカシワのササミや胸肉を。
因みに知り合いの家は玉ねぎ、人参の素カレーを作って大人はそれを食べ、子供達は別に揚げたトンカツやウインナー、ゆで卵をトッピングして食べるそうです。
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> カレーで“香辛料が苦手”と言うのなら別ですがカレールーの脂っこさが苦手というのなら市販のルーを使わないカレー粉で作る和カレーがお勧め。
なかなか面白そうなカレーですね。
肉を使わない。胸やけしない。
何だか「はな」の薬膳カレーを思い出しました。
和カレー、一度作ってみようと思います。
ありがとうございました!