むろか（居酒屋・中区三川町）

中区三川町。

並木通りの一本東側の筋で営業されている居酒屋です。



その昔は西区横川のガード下で「炭焼小屋」と言う名前で営業されていたそうで、三川町に移転されて８年程かと思います。

僕は今までに３回（移転後・改装前２回、改装後１回）訪れていまして、この日で４回目の訪問。

今回は１品目の料理から唸らされ、途中のワッフルでは驚かされ、〆のご飯物まで満足のいく内容でした。

 
 
 
この日注文したのは３，０００円のお任せコース。

※ドリンクは別料金。

まずは唸らされた１品目、牛蒡のムースです。

「牛蒡」とその周りに付いている「土」の香りがぶわっと押し寄せてきます。

凄い！

旨い！

ただただ、驚き。



 
 
 
カンパチバーガー。

カンパチのフライはホクホク。カンパチって美味しいんだね、と思わせてくれる一品。



 
 
 
大根のカルパッチョ。

レッドペッパーとおろし人参が彩りを添えてくれています。

柑橘系のお酢でさっぱりとした味付けですが、レッドペッパーと一緒に食べると、後から胡椒の風味が押し寄せてくる、楽しい一品です。



 
 
 
里芋のワッフルです。出てきた瞬間から、焼けた醤油の良い香りがしていて、食べる前からワクワクします。

ワッフルはモチモチで里芋の風味が生きているし、添えられている生クリームの様なものは山芋、チョコレートに見えるものは牛蒡です。

旨くて楽しい一皿。



 
 
 
刺身の盛り合わせです。縦に割った竹に盛られて出てきましたので、写真は２枚に分けて撮影しています。

左から貝柱、秋刀魚、鶏の胸肉



小さな鮑、カンパチ、戻り鰹



僕は生の鮑って固いので好みではないのですが、この小さい鮑は火を通した鮑の如くソフトな歯応えでした。


※このままパクッと。

 
 
 
平目の肝あえをポン酢で。

内側に平目の身が閉じ込められています。



 
 
 
秋刀魚の焼き物を肝ソースで。

香ばしくて旨いです。



 
 
 
茶碗蒸し。鰹餡が掛けられています。



 
 
 
鶏の揚げ物。

歯応えが良かったです。

地鶏のモモ肉だったかな。



 
 
 
秋刀魚の炙り寿司と赤出汁。



あれ？デザートがあったはずだけど、写真取り忘れかな。。。

 
 
 
お酒は、１杯目に生ビールで喉を潤し、その後は日本酒をお任せで。

出てきたのはこんな日本酒です。

 
 
 
王禄のひやおろし。

９月に自宅で飲みましたが、王禄特有のフレッシュ感がないのが惜しいところ。



 
 
 
賀茂金秀「秋の頼り」。

柔らかな口当たりのお酒。

先にでてきた王禄よりは味があって良いなぁ。



 
 
 
ささ一純米大吟醸おりがらみ。

初めて飲む銘柄ですが、この日のお酒では旨みは一番。



 
 
 
ラストは御湖鶴のひやおろし。

すっきりとした味、だったかな。



 
 
 
大いに堪能した２時間でした。

あまりの嬉しさ楽しさに、この後つい飲みすぎてしまい、次の日のお昼までダメージを引きずってしまいました（苦笑

このお店に来て良かった、そう思えるひと時でした。

ごちそうさまでした！！！！

(2010.10)

 
 
■お店のデータ
むろか
広島市中区三川町６－３
０８２５４５８８２２
１７～２３時
定休日：日・祝
お任せコース　３，０００円　日本酒（お任せ）６００円

 
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