「小金太」の次に訪れたのは、透明スープが売りの『のり一』。
「小金太」からは歩いて15分ほどで、飲み屋街の端っこにお店があります。
ここから西には病院や銀行、オフィスビルが立ち並ぶエリア。広島の感覚で言うと、薬研堀通りの大和屋酒舗付近にお店がある感じでしょうか。
僕が訪れた時は、前客8名。その内6名がホストっぽい格好をした若い男性達。
場所柄こういう客層も多いんでしょうねぇ。
接客は、威勢が良く客あしらいの上手い男性が1人、厨房にはきりっと職人然とした男性とお年を召している男女の合計3名。
接客係の男性は、経営が変わる前の「中国飯店」にいらしたホールスタッフの男性に雰囲気が似ていて、何だか親しみを感じてしまいました(笑)。
メニューです。
ラーメンの中が300円!?
安い!
※特別注文+50円って何だろう。聞き忘れたなぁ。
注文はラーメンの中で。
朝から立て続けに食べているので、さすがに大を頼む強者はいませんでしたね(苦笑)。
注文から提供までは10分程度。前客への提供が終わっているのに、結構時間が掛かっていました。出てきたラーメンを見ると透明なスープの中に太目の丸麺が。
麺を茹でる時間が長かったためかもしれませんね。
さて、スープは非常に滋味深い味。
透明な豚骨出汁というよりも、豚肉の茹で汁に昆布や香味野菜を加えて出汁感を強め、塩で味付けた感じもしました。
とは言うものの、豚骨っぽい酸味もありましたので、やはり透明な豚骨出汁かなぁ(苦笑)。
いずれにしても個性的な一杯です。
具材はシンプルで細もやしとチャーシューに青ネギを散らしただけ。
あ、そうそう、焦がしネギは入っていました。僕は「のり一」のシンプルなラーメンには焦がしネギは不要じゃないかなぁと思うんですが、これも鹿児島ラーメンの作法ということなんでしょうねぇ。
しっかりと味があるサッパリ系ラーメン。呉の「モリス」の朝一番ほどではありませんが、透明度の高さが印象的な一杯でした。
ごちそうさまでした!!!
(2011.7)
■お店のデータ
のり一
鹿児島市山之口町9-3
0992224710
11~翌3時
定休日:日曜日
ラーメン中300円
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