広島ってうどん文化の街。
親や親せきもどちらかというと、うどん派。
なので、僕自身お蕎麦屋さんで蕎麦を食べた経験はとても少ないんです。
そんな僕でも最近は蕎麦に興味を持つようになってきて、ちょうどタイミング良くお誘いを受けましたので、西区天満町にある『いいづか』を訪れる事になりました。
こちらは、西区天満町の電車通り沿いで営業されている出雲そばのお店。
18時半過ぎにお店に到着。辺りはもう真っ暗です。
僕以外の3人は既に揃っており、ワイワイと宴が始まっていました。
遅れてすみませーん、てな感じでお店に入って席に座ると、目の前には見慣れないラベルの一升瓶が。
どうやら僕の好きな「王禄」らしいのですが、こんなラベルは見たことがありません。
「王禄・陣幕久五郎」というこのお酒、女将さんに尋ねたところ蔵元で購入されたとの事。
王禄の取扱ではトップレベルといわれる大阪の「山中酒の店」に伺った事があるのですが、そこでもこのラベルは見たことがありません。
お1人様お猪口2杯までという事でしたのでじっくりと味わって常温で飲みました。
僕の知っているフレッシュな王禄とは違い、落ち着いた味わい。
いやぁ、珍しいものを飲ませていただきました。
さて、料理のほうですが、蕎麦前を数品と3種蕎麦、デザート1品という内容。
蕎麦の刺身は箸で崩れそうなぐらい柔らかく、蕎麦の風味がしっかりと薫ります。
鮎の甘露煮。
雄と子持ちの雌。
大分のお土産物といわれていた記憶があります。
酒のあてには丁度良い、やや濃い目の味付けだ。
揚げ蕎麦はスナック菓子のようにポリポリ食べました。
色々なものの合いの手に良かったです。
蕎麦味噌を焼いたもの。
少し塩辛い味付けが日本酒にぴったり。
あれ?
もう少し出てきた気がするけどなぁ…
お蕎麦は3種類。
何も掛けずに食べてみると、お酒のあてにもなりそうな蕎麦の豊かな風味が印象的でした。
最後に出てきたのは、そばとアーモンドなどを甘くカリッと焼いたもの。
アーモンドが香ばしくて旨かったです。
そういえば、王禄のアル添も飲んだんでした。
醸造用アルコールの存在はほぼ皆無で、スキッとした仕上がり。
上々の大吟醸っぽい味わいです。
ちなみにお酒込みで料金は1人2,500円!
安いなぁ。
そばって楽しい!
いや、正確には蕎麦前が楽しいのか(笑
もっともっと蕎麦を食べる機会を増やして『いいづか』を始めとした蕎麦屋に行ってみなくてはいけません。
ごちそうさまでした!!!
(2010.11)
■お店のデータ
いいづか
広島市西区天満町17-10
0822340789
11:30~15:00
17:30~19:30
定休日:水曜日
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