じげもんちゃんぽん／削り蒲鉾が面白い！広島初出店のちゃんぽん専門店（西区扇）

関東中心に出店していた『じげもんちゃんぽん』が、2023年7月1日にレクト1階のフードコートに登場。

お店の特徴として、「純白鶏豚骨」「あご醤油の特製かえし」「自家製麺」「新鮮野菜」の4つを打ち出してらっしゃいます。

特に、野菜については甘味や食感にこだわっているようで、「野菜が好きになるちゃんぽん」を標榜。

そうなると、注文する品は決まってくるわけでして。

白・黒・紅と3種類のちゃんぽんがありますが、ノーマルの白で野菜マシがいいんじゃないでしょうか。

料理を注文し、支払いを済ませると呼出機を手渡されます。

自席で待っていると、前のお客の呼出機が鳴り始めました。

そのタイミングで、僕も店の前へ。

店頭では店長らしき男性が声を張っていて、この時期のおすすめメニューである冷やし系や広島つけ麺風の品をPR。

数量限定ということもあって、注文する人もちらほら見受けられました。

呼出機が鳴り、ちゃんぽんを受け取ったら自席へ。

待ち時間は13分ほどです。

青い模様で縁取られた丼に白濁スープ、炒めた具材、そのてっぺんには薄く削った紅白の何かが乗っています。

スープの味はしっかり目、豚骨優位な印象です。

具材は、きくらげ・キャベツ・人参・玉ねぎ・水菜・豚肉。野菜のシャキシャキ感、キャベツや玉ねぎの甘みはコンセプト通り。

野菜マシにすると350ℊと書かれていましたが、「長崎ちゃんめん」の野菜たっぷりちゃんめんと同じ量。

麺は、太めのつるつる縮れ麺を固めにて提供。

麺が短いのが特徴でしょうか。

上に乗った紅白の何か。

箸で触るとカサカサと音がします。

複数枚を口に入れてみると、蒲鉾のような風味が。

へ～、面白い！

調べてみると、削り蒲鉾というものらしく、愛媛県の南予地方で多く作られているようです。

八幡浜ちゃんぽんにも使われているので、ソウルフード的なものなんでしょうか。

店名の「じげもん」は長崎の方言で「地元のもの」という意味なんだとか。

各地の面白い要素を色々取り入れる工夫をされているんですね。

広島だと、「リンガーハット」や「長崎ちゃんめん」がメジャーですが、第3の勢力として割り込めるかどうか。

今後の出店意欲も含めて注目しておきたいところです。

ごちそうさまでした！！

（2023.8）

※中区大手町に出店されるらしいですね。

■お店のデータ
じげもんちゃんぽん
広島市西区扇２－１－４５

０８２２７５５９２０
１０：００～２１：００
定休日：レクトに準じる

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