※2021.1閉店確認
焼肉中華そば隊の第3回会合。
南観音にある『かおり』で開催されました。
こちらは「来来亭南観音店」の隣にあるお店でして、屋台で10年、現在地で40年、通算50年の歴史を誇る焼肉屋さんです。
僕は20年ほど前にこの辺りに住んでいて、その頃から気にはなっていたけど、入る勇気がなかったんですね。
あの頃は、シャイでしたから(笑
清潔感漂う店内。
ピカピカの厨房を見て、外観から感じた期待は自信に変わりました。
※水玉がかわいい(笑
気さくなご夫婦がおふたりで切り盛りしていて、とってもざっくばらん。
一見であることを忘れるような雰囲気をかもし出されています。
まずは、塩焼きとサイドメニューをいくつか注文。
出てきたコウネは、しっかりとした厚みがあります。
これを見ただけで、自信は確信に。
赤身の部分がとってもしっかりしていて、脂が旨い。
食べ応えあるなぁ。
次は、「人気なので」と勧められた豚足。
ボイル済みの豚足は、軽く炙るだけで食べられます。
骨から外してくれているので、食べやすさ満点。
タンも厚みあり。
噛み切るとサクッと歯が入り、タンの旨味が口の中いっぱいに膨らんでいきます。
これは、自然と笑顔になる旨さですよ。
もやしのボイルは自家製ポン酢で。
お皿に山盛りで出てきたもやし。
ポン酢自体もさっぱりとしているし、もやし自身が水っぽくないのも良いですね。
口直しに最適な一品です。
タンコロッケは、15センチほどある大判のコロッケ。
厚みもしっかりと。
こんなに大きいとは知らずに頼んだので、もし2名で来ていたら満腹一直線でしょう。
4人でよかった(笑
中身は、ホッコリとしたじゃがいもに角切りのタン。
旨いコロッケではありますが、タンの存在感は少なめでしょうか。
さて、この辺りからタレ焼きへ。
カルビとホルモンは一皿で。
別皿でガリも。
さしが入って厚みのあるカルビ。
ニンニクがほんのり香るタレに漬けて食べると、ほくそ笑む旨さです。
ホルモンはプリップリの脂が甘いんですね。
ガリは、ブロック状のと薄っぺらいのと。
この出し方、「西三代」みたい。
天ぷらも2種類注文。
白肉は繊維がほろりとほどけて、香り良し。
いつまで噛み続けるんだろうと思う白肉が多い中、「集来軒」のサンドミノに次ぐ食べやすさです。
タンの天ぷらは初体験。
タンの旨味は軽く感じられ、まるでヤオギモのようなニュアンスもあり。
面白いなぁ。
衣は、いずれもガリッとしたタイプで、福島町界隈で食べられるホルモン天ぷらの衣に近い印象を受けました。
さて、ここまでは前菜。
我ら調査隊は、ここからひとり一杯の中華そばを食べるのです(笑
2人は普通の中華そばを注文。
ネギがどっさり使われた中華そばで、予め白胡椒が掛けられています。
チャーシューも旨そう。
卵とじ中華そばは残りの2人で。
見た目は、ほぼ同じ。
違いはチャーシューの変わりに卵が使われている点です。
ゼラチンが豊富そうなスープ。
とろみもしっかりついていそう。
旨味がしっかりと抽出されたスープで、僕の好みのタイプです。
パツパツの細麺もいい。
卵とじと銘打ってはいますけど、溶き卵を流し込んでいるのではなく、割ったそのままで火を通しているんですね。
割ると、中から半熟の黄身が。
ついでに、絶品と書かれた焼飯を。
しっかりと油が回った焼飯。
味はそこまで濃くないけど、なかなかインパクトありますねぇ。
時折口に入ってくる焦げたネギも良いアクセントに。
ドリンクは、生ビールと日本酒を。
ビールの泡の比率は7:3が美しいと認識していますが、ここまでビールが多いと喜ばざるを得ないでしょう(笑
そして、謎の日本酒。
後口辛めでなかなか旨い日本酒でした。
謎の答えを知りたい方は、お店で注文してみてください(笑
コウネ・タン・ガリは「西三代」に良く似ていて、サイドメニューが旨いところも共通しています。
今年の新規開拓店の中でも先頭集団入り確実なお店。
20年も温めずに、早く来ておけば良かったなぁ(苦笑
ごちそうさまでした!!!!
(2018.6)
■お店のデータ
かおり
広島市西区南観音2-2-22
0822934786
17:30~22:00
定休日:木曜日
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