福山に行く途中に尾道から北上して、県北界隈を中心にいくつかの酒蔵に訪問して参りました。
まず最初に訪れたのは、三次市吉舎町の「福六酒造」。
既に廃業されているんですが、残されている建物を見るために訪れました。
この建物は、旧吉舎郵便局とのこと。
近辺の酒販店でお酒が残っていないか尋ねてみましたが、どうやらないみたいです。
とても怪訝な顔をされてしまいましたが、ま、変なこと聞く来訪者でしたのでやむなしかなと(苦笑
続いては、庄原市東城町の生熊酒造へ。
東城町は中日の谷繁兼任監督の故郷ということで、後援会があるようですね。
こちらは「超群」という酒を醸している蔵。
広島市内での流通はほとんどなく、時折、上撰を見かけるくらいでしょうか。
蔵の方も同様の事を言われていました。
こちらでは、純米吟醸の風(ふう)と酒粕ケーキや酒粕ピーナツなどを購入し、若女将の美しさで目の保養を(笑)。
同じく、東城町の北村醸造場。
「菊文明」というお酒を醸している蔵で、広島市内だと南観音の田辺酒店に年4回卸しているということでした。
こちらでは、夏限定の純米吟醸と本醸造の生貯を購入。
純米吟醸は粕歩合が高いことと、米が溶けすぎて度数が出ず16.5%の原酒で出荷したとのことで、売っても儲けがないのではとこちらが心配するほどでした。
神石高原町に向かい、油木高校近くにある三輪酒造へ。
「神雷」で知られる蔵でして、大和屋酒舗が取扱を拡大していますね。
地元流通品がないかなと思い訪ねてみましたら、上撰の5合瓶がありましたので、それを購入。
同じく、神石高原町の町立病院近くにある田中酒造には、二度目の訪問。
「神招(かみまねき)」という酒を醸してらっしゃいましたが、昨年か一昨年に廃業。
お酒が残ってたらラッキーという気持ちで訪れたものの、流石に残っていませんでした。
今は酒販店として、ビールや焼酎、洋酒を販売されています。
なお、日本酒は神雷や天宝一を扱ってらっしゃいました。
この日最後の訪問先は、神辺にある美の鶴酒造です。
10台は停められる駐車場に、大きな敷地。
煙突も健在。
これはと思い伺ってみると、現在は造りは休止中で、「美の鶴」というお酒は入手できませんでした。
翌日は、尾道にある吉源酒造場へ。
とても話好きな蔵元が対応してくださって、かつての尾道の経済的発展の経緯などを丁寧に教えてくださいました。
こちらでは、「寿齢」の特選(本醸造)を購入。
なお、造りはよそへ委託されているそうです。
これだけ回っても、まだ17の未訪蔵が残っています。
備忘録としてこちらに記しておきますと…
中国醸造
八幡川酒造
梅田酒造場
金光酒造
三宅本店
相原酒造
宝剣酒造
今田酒造本店
柄酒造
中尾醸造
酔心山根本店
天宝一
アシードブリュー
旭鳳酒造
久保田酒造
山岡酒造
向原酒造
結構、有名どころを残してるなぁ(苦笑
ま、ぼちぼち行ってみましょうかね。
(2015.7)
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コメント
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一昨日で空いてしまいましたが、最近の晩酌は「超群」の大吟醸でした。妻が知人からいただいたもので初めて飲む銘柄でした。広島市内での流通はほとんどない、との記事でしたが、確かに私も広島市内でこれまで目にした記憶はなかったですね。
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超群も菊文明も地元と福山での流通が多いので、広島市内にまで広げてないみたいです。そんな中、超群はイオンモール広島祇園と福屋八丁堀店の地下にはあったように記憶してます。